マレー半島シニア一人旅 予定外のバターワースから、なんとかクアラルンプール
◻︎さよならバターワース
朝の4時半、まだ薄暗い中
ホテルをそっとでる。
バターワースの静まりかえった朝を
歩きながら笑える。
少しコースから脱線したけれど
まったく予想もしてない街に放りだされる
この感じ、旅感満載で満更でもない。
日常の遠心力の外側で回っている旅
さらにその外側に片手だけつかまって
振り回されている感じがなんとも言えない。
朝から笑える。本当に。
立ち向かう先には前日のフェリーターミナルが
異様に立ちはだかる感じ。
駅に入ると、既に多くの先客。
始発でクアラルンプールへ向かう人達に
混ざってようやく軌道修正。
5時15分発、クアラルンプール9時20分着
約4時間の旅。
◻︎マレーシア鉄道ETSの旅
発車してすぐに朝食がでます。
イヤホンは肘掛けの中にあったタブレット用
早速取り出して設定。
天井にもTVモニター、すごい設備。
ここからはyoutubeを観ながらの旅の始まり。
昨日からのテンションを上げるためには
この歌を選曲 浜省ON THE ROAD
この道の彼方
約束されたはずの 場所があると
信じて行きたい もう一度孤独に火をつけて
2時間くらいで今度はお弁当とミネラル
ウォーター。
2回目の朝ごはんの感じ。
いやあやっと着いた。
素晴らしい電車旅でした。
駅の中は、まだ多くの店が開店前。
ロッカーは空港行き電車乗場に行く途中発見
早速駅トイレ確認
やはり床は水びだし。流石にもう気にしない。
ただシャワーが床に置かれているのには
まだ抵抗。
掛けてあれば使用するかな。慣れてきた。
ゴミ箱あれば尚OK。
早速モノレールに乗って昨日のホテルへ直行。
ホリデーインクアラルンプール。
フロントで昨日の経緯をお話ししてお詫び。
バターワースのところで笑われた。
親切な方で、朝のビュッフェを案内して
くれたけど、「ソーリー閉まってる時間」
朝食2回食べてるので大丈夫。
朝チェックイン、部屋良すぎて悔やまれます。
◻︎クアラルンプール街散歩
午前中は、定番観光スポット巡りながら
広大な公園でのんびりするつもり。
最初に広大な植物園の中にある
バタフライパークへ。
蝶が乱舞するお花畑を勝手に想像
少しがっかり。
おすすめはしませんが、ローカル感のある
休憩スペースでまったりしました。
また少し歩いてバードパークへ。
ここも鳥たちが飛び回る勝手な想像。
普通の動物園でした。
インコの飼育舎だけは楽しめましたが、
暑いのでほとんど休憩。ここでもぐったり。
本当に南国の国、暑い。
広大な公園の芝生に寝転がり、空に向かって
深呼吸のつもりが、あまりの暑さに
どうでもよくなった。一時退散。
バードパークの横に一台のタクシー、おじさん寝てる。
かなり御年配のかた。でもお願いしました。
ホテルまで戻り夕方まで休憩することに。
ホテルの横のマックで昼食購入。
部屋で開けたら、アイスティーが入ってない。
ええ!ないやん、なんでやねん。
疲れて心の底からでる言葉は、なまる。
夕方からは改めて繁華街をぶらり散歩に出発。
陽が沈む頃の様相が変わっていく感じが好き。
飲食街は準備に余念がない感じ。街がザワザワしてきた。
半端ないマッサージの呼び込み。
ブキッビンタンのカフェに入って休憩。
なんか、みんなゆったり構えているのがいい。
アイス頼んだらホットが来た、
いいよって言ったら、肩すくめ笑ってる。
暗くなると、昼間とは打って変わって
ものすごい人の数。日中暑いから?
都会の喧騒を一手に引き受けてる感じ。
パビリオンの辺りを行ったり来たり
何件かモールを散策し、東京ストリートで
夕食をとってから
最後のラスボス、ペトロナスツインタワーを
目指します。
パビリオンモールからは延々と続く連絡歩道橋。曲がる所間違えると大変。
マップより人の流れについていくと大丈夫。
歩道の片隅に物乞い。
小さな子供が周りを走り回っていた
若いお母さんに少し渡して立ち去った。
次はシンガポールへ向かいます。