スリランカ シニア一人旅2日目 キャンディからシーギリヤへのバス旅
キャンディに到着
列車は夕刻のキャンディ駅にすべりこんだ。
駅前の雑踏の叫声とお経の流れる中
頭の中の光だけを頼りに暗い道を歩き始める。
宿に行く前に、明日のバスの下調べと思い
駅横のバスターミナルへ立ち寄った。
無数に止まっているバスの間を縫うように進む
特に時刻表とかも無いし、暗くてよくわからない。
行き着く先、足元にはたくさんの人が寝場所として蠢いてる。
諦めて宿を目指し歩き始めた。
宿は駅の裏側にあるSevana City Hotel
楽天で大きめのベッドを予約(7060円)
コンパクトながら、中はアパルトマン風の
配置の小洒落たホテル。
おじさんも親切。
コンセントのアダプター合わなくて借りに行ったら、いろいろ探してくれて、笑顔であったよ。(改めて部屋をよく見たらUSBがありました)
一息いれてから街中散歩。
カフェの中の語らい
スーパーの混雑
路上のパフォーマー
喧騒もなく、怖い感じもない
当たり前だけど、普通の生活。
行き着いた佛歯寺の横のピザ屋さんで夕食
にありついた。
客が二組と空いているので
若いスタッフがしきりに話しかけてくる。
どこからきたの?東京!
一度行ってみたいと、目を輝かせ
いろいろな事を質問してくる。
暑いの? 四季があるの? 雪が降るの?
矢継ぎ早に聞いてくる。
翌日、シーギリヤに行く話をしたら
今度は、自分のスマホにある
僕のおすすめスポットという市内の
ペラデニヤ植物園で撮った写真を
たくさん見せてくれた。
笑顔の声かけに、話が弾み
昼間の緊張が嘘のように溶けてきた。
翌日、大ボリュームのお経で目が覚めた。
街の中を縫うように流れてくる。
朝食は別料金。7階のレストランで。
街中に流れるお経を聞きながら
ゆったりとセイロンティー。
案内にあったプールは、レストランの横に
ジャグジーの様な小さなもの発見。
眺めの良い小さなリゾート。
もっとゆっくりした旅にして
連泊してペラデニヤ植物園に行っても
よかった。キャンディの街を見ながら
旅のまた別の旅を想像する。
出発タンブッラへ
そして出発
キャンディからタンブッラを経由して
シーギリヤに向かいます。
駅への近道と宿から右回りに進むと
地図にある駅裏のステーションロードは
閉鎖されていて大きく迂回することに。
一度は引き返し、そしてまた引き返す。
繰り返すうちに、立ち止まる自分の回りを
景色が回っているような錯覚。
目の前に次から次と展開する光景に惹かれ
立ち止まる。
サッカーをする子供たち
見守る大人達に混ざって観ていたら
周りから笑顔が返ってきた。
遠回りしたけれど駅に到着。
これからバスに乗りタンブッラへ向かいます。
タンブッラ行きのバス乗場
駅前を左に出て進むと、バス乗場が連なります。歩道に沿って200mくらいバスが停車。
その先は、時計台のある広場まで続きます。
タンブッラ行きエアコンバスは、駅から
60〜70mくらいの辺り。11時頃出発。
ここからスタートしてラマガラヤ通りを
左折して向かいます。
トイレは1番先の屋根のあるバス停の後ろに
ありました。
駅前の狭い歩道を肩避けながら
連なるバスを縫うよう歩く。
時刻表やわかりやすい表示もない。
バスの係の人たちが行き先を連呼している
いくら探してもわからない。
案内係がいたので聞いてみた。
タンブッラ? 指差しであっち。
逆もどりして暫くすると聞きとれました。
タンブッラ タンブッラ タンブッラ
見つけた。
日本の会社のお下がりマイクロバス。
乗り込んで40分、満席にならないと
出発しない。少しづつ増えてきた。
その間、いろいろな物を売りに来る。
水、軽食、お菓子、バトミントンセット。
バトミントン?誰が買うのと笑っていたら
一番前のお父さんが買った。
子供へのお土産かもしれない。
渡す時の笑顔が浮かんだ。
補助席も埋まったところで出発。
キャンディから北上すること2時間半
左手山上に石窟寺院が見える。
しばらくしてタンブッラのバス停到着。
降りた直ぐ横には、トゥクトゥクが数台
バス停にいた猿に手を伸ばそうとしたら
地元の方に制止されました。
シーギリヤを目指して
トゥクトゥクに乗り換えてシーギリヤの宿
岩見荘へ出発。
ジョニーディップに見られてる感じ。
場所はわかるというから安心していたら
他のトゥクトゥクに確認中。
地図を見たら全然違う道走ってる。
結局、Google Mapsでナビしてなんとか到着。
岩見荘
オーナーが日本人の方で、既にYoutubeや
SNSで頻繁に登場するので一択。
遠くにシーギリヤを眺めながら
ウェルカムドリンク。やっとここまで。
コテージ風な部屋
ハンモックのあるテラス
なんといってもバスタブのあるお風呂
さて、自転車を借りてシーギリヤへ
行きます。
日本の駅の撤去自転車、防犯シールがある。
思わず、こんな所まで来て大変だね。
宿を出ると、右にシーギリヤを見ながら
アップダウンのある泥道が続き悪戦苦闘。
近づくにつれ、バザールや物売りの声。
参道に入ると、行く人戻る人で賑やかに
なってきた。
物売りの周りに子供達が走り回る。
手伝いもしてる。
売れるといいね。
猿も次第に増えてきた。
猿の子供達が走り回るのを横目に
自転車を漕ぎ続ける。
駐車場に自転車を停めて、チケットを購入、
さあ行きますか。