「友情の総重量&粒状の総料理長」 #毎週ショートショートnote
お題【友情の総重量】・裏お題【粒状の総料理長】
*恥ずかしながら久々に参加させていただきます。😅
*とあるカウンター席で
「キミの存在を保持してきたエネルギーも
ついに尽きる時が来た。あと5分・・・
何か言い残すことはあるかね?」
「別にないが、私の保持してきた《友情の総重量》を
旅立ちの土産に聞いておきたい。」
「・・・残念だが、質量も伴わずに【 0 】が答えだ。
全てが実態の無い妄想だったということだ。」
「笑えるほどに明快な答をありがとう。
【粒状の総料理長】として今まで、私の命に貢献して
くれていた君には感謝するよ。」
「いつも・・・原初の頃に存在していたという《神》を
キミを通してイメージすることができた。
私こそ感謝するよ。《粒状の料理》の最高傑作が君だ!」
「・・・時間が来たようだ。 私を食べるのは誰だ?」
「キミに【 知 】が存在することも知らない・・・
平凡なサラリーマンのようだ。」
その日。 寿司屋のカウンター席に最後に置かれた
【イクラ】の握り寿司を食したのは
仕事帰りの孤独なサラリーマンである。
最後のイクラの一貫に
《友情》と《粒状》を込めて・・・!
【完】
(410字)
*ワケのわからないお話で失礼しました!😅
おそまつさまでした☆ 🍵( 〃・ ・〃 )/~~✨