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#写真de妄想・#青ブラ文学部
お題は3枚の写真☆ 締め切りは2024/09/15(日)まで。
*楽しい企画をありがとうございます。
参加させていただきます☆ 😊
① ・・・・・・
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「あなた・・・栗なのね・・・?」
「キミも・・・栗のようだね。」
「栗になった あなたも 素敵よ?」
「そんなキミも・・・美しい栗だ!」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「どうして・・・こんな姿になったのかしら・・・?」
「・・・覚えてないの?
秋景色の田舎道をドライブしていて・・・
車を降りて、一緒に歩いていた。」
「あ、そうだった! 栗畑があって、毬栗がいっぱい
落ちていて・・・栗を拾ったんだった?!」
「そう。僕とキミが・・・それぞれ
【自分の栗】を見つけようって・・・探した。」
「そう。あなたと私がひとつずつ手に取って・・・
交換したのよね?!」
「僕がキミの栗を手にした時、キミが言ったんだ。
「貴方と一緒ならこのまま栗でいい!!」
って。」
「・・・・・・!」
「本当に・・・栗のままでいいの?
・・・人間に戻りたくないの?」
「うん。やっぱり人間がいいかな?」
「ハハッ・・・ボクも人間のほうがいいかな。
《栗ごっこ》はこの辺にして、車に戻ろうか?」
「フフッ・・・ この栗は、このままにしておこうか?」
「記念写真だけは残そう!」
カシャッ☆
【了】
*ご勝手に・・・人間お二人の 幸せが続きますように!(笑)😊
② ボクを見つけた?
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ボクはいつもひとりさ。
ボクに気が付くのはいつも
なぜだか寂しそうな眼をした少年で
ボクを手に取ると、しばらく見つめて・・・
誰もいないのを確かめてから
思いっきり投げるんだ!
もちろんボクは遠くまで飛んで・・・
いろいろな場所で
やっぱり ひとり になるんだ。
だから・・・いつも思いだすのは
寂しそうにしていた少年の眼が
ちょっとだけ輝いたこと。
☆☆☆
今日もボクは
こんなところでひとりだけど
寂しくなんかない。
いつか来る・・・
寂しそうにしている少年の 笑顔を待って
休憩してるだけだよ?
だから
幸せそうなキミには
さよなら・・・☆
【球】
③ ん?
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キミは・・・そこで何をしてるの?
迷子・・・いや、行き先を迷ってる?
僕には適切なアドバイスができそうもないな・・・
失礼な言い方だけど・・・下半身の緑が消えかかってるよ?
植物がいっぱいの所にいたのは、ずい分前なのかな?
上半身が茶色になりかけてるから、何かの木にも
少しだけいたのかな?
でも・・・
ここは灰色のアスファルトの上だ。
こんなところにいつまでもいるのはお勧めできないな。
車とか自転車に轢かれてしまうかもしれない・・・!
少し疲れているだけかな?
だったら、今・・・キミの顔の向いてる先の100メートルくらい先に
緑がいっぱいの小さな森があるから、そこがお勧めだ!
全身が灰色になる前に出発しなよ?
全身が綺麗な緑色になるから!
その方がきっと・・・キミに似合ってる☆
いつかまた、そこで・・・会おうよ!!
【飛翔】
・・・・・・ 😊