『 行けばわかるさ! 』#シロクマ文芸部
『ただ歩く』。
このお題で何人かはすぐに思いついた人がいたと思う。それでもたぶん
誰も触れないだろうな・・・? なんて思ったので、触れてみたい。
☆
「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。
迷わず行けよ。行けばわかるさ!!」
ご存じの人はご存じ、アントニオ猪木の座右の銘としての言葉である。
(元となった言葉は「一休宗純」や「清沢哲夫」の詩からという説もあるが
ここでは猪木の言葉としたい。)
変貌した容姿での病床での姿が、最近のTVでの映像として流されていたのも
記憶に新しい。闘病の末・・・2022年10月1日に79歳でご逝去された。
若い世代には、ちょっとウザい政治家だったり、勘違いのパワハラ・ビンタの図を思い浮かべるだけかもしれないが、アントニオ猪木は時代を共有していた世代においてはプロレスブームとも相まって昭和を代表する紛うことなき『スーパーヒーロー』だったのである。
『ただ歩く』だけでそこに道ができるのかどうかはわからないが
その軌跡や価値に関わらず・・・人生は一瞬にして終末を迎える。
『常に新しいこと』を価値として時代はその景色を変えてゆく・・・
回顧は時代に「用済み」とされた世代の感傷でしかない。
そんな評価がまるで正義かのように主流を占める。
家族や知人や時代を賑わした芸能人たちや愛する動物たちの
次々とその消えて逝くこと・・・人や社会の景色の変わる様は
驚くばかりの速さである。
文化や記憶の価値を尊びつつ留めることは大切だが
なんだか形式の中に置き去りにされている気もする。
☆☆☆
さて、最近は都市伝説の亜流のように「異世界」や「タイムリープ」などの創作世界がブームになってたりもしてましたが、【現象】は様々な世界を見せるものの、そこでの主役はやはり見る人の《心》や《想い》だったりします。ここでの文章のテーマはそこです。(笑)
誰もが【過去】は過ぎたものとして・・・
社会の顔色を窺い過ぎて洗脳されている気がします。
時には自由に羽ばたいて様々な大切な瞬間に飛んでみませんか?
そこには過去や回顧ではない現実の瞬間が待っています!
辛かったり嫌な出来事はもちろん無かったこととして
楽しかったり大切な瞬間にタイムリープしてみませんか?
あ~~ら不思議。なんと・・・
終わったり過ぎたことなんかじゃなくて
【今】そのものの
『現実』になってるではありませんか?!!
もちろん妄想なんかじゃありません。
《想い》はあらゆる制約を飛び越えて
『今』も『現実』も手にしちゃいます!
愛する人や会いたかったペットに現実に再会したり・・・☆
嫌だった出来事ならぜ~~んぶ・・・創り変えればいいのです。
誰の、どんな制約も受けない 自分だけの・・・
『心のパラダイス』
心や想いにはそんな『スーパーヒーロー』になる
自由もあると思いませんか?
☆☆☆
身勝手な文章を失礼しました。
最後に、アントニオ猪木の言葉で締めたいと思います。(笑)
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ! 危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となる。
迷わず行けよ。行けばわかるさ・・・!!!
PS :
ダーーーーーッ!!!
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