『命を受けて』秘密警察を宣伝してみる② #毎週ショートショートnote
*秘密警察を宣伝する命を受けて
響く礼節のまま対処中・・・
「どうした?何だか浮かない顔してるな?」
「あぁ。上層部から指令を受けた。それが鬱の理由だ。」
「指令を受けてすぐにハイになる奴は変態さ。で、何だって?」
「『秘密警察を宣伝しろ!』・・・だと。」
「宇宙人出現時の耐性のために《宇宙人映画》を
宣伝するようなものか? 組織に何が起こってる?」
「さあね。 意味が分からんよ。
秘密がいやなら、ただの警察になれってんだ!!」
「いや、《秘密》ってことに拘って
単にプライドを示したいだけかも?」
「お前の言うように『秘密警察』の映画でも作るか・・・?
『真実の秘密警察』『暴かれた秘密警察』『悪の秘密警察』!!」
「おいおい、、それじゃクビになるぞ!」
「『秘密警察は立派です!』ってポスターでも作って
SNSで拡散するとか?」
「指令なんだろ? 何とかするんだな。」
「響く礼節をもって対処するさ。」
で・・・未だ発信すべきか否か迷っている。
自らを鼓舞にと
頬をペンペン!!
秘密を宣伝ってどんな不条理?!
【未】(410字)
*この物語はフィクションであり、実在の人物・出来事・場所
名称・事件等とは一切の関係がありません。
*こちらに参加させていただいております。
今回のお題は 『秘密警察を宣伝してみる』
裏お題が・・・『響く礼節をペンペンしてみる』でした。
少しですが #シロクマ文芸部さんの『書く時間」から始まる』にも
関わったことをお許しください。😅