『カフェ4分33秒』① #毎週ショートショートnote
*カフェ4分33秒
『4分33秒』は、アメリカの音楽ジョン・ケージが1952年に作曲した
《無音》を売り?にした有名な曲である。作曲者の思想的背景はともかく、その曲に関しては様々な考察も成され『STUMM433』として、様々なミュージシャンが参加する《ノイズ》アルバムまで発表された。
上記にはほとんど関係ないが、バブル全盛期の日本の音楽界にも
『 246:3AM 』なる曲が発表された。午前3時のカフェテリアは誰もいないミッドナイト・ブルー・・・♬ から始まる、若かったが故の回顧の歌詞で綴られる稲垣潤一の曲である。
9月10日。noteにおける「たらはにか」様主催による募集企画の
お題テーマは『カフェ4分33秒』であった。これこそ上記の2曲とも
連動しそうだが、この企画は曲ではなく文字の世界である。
募集の締め切り時間が過ぎ、応募作のとある一遍を目にした主催者様は
その対処に悩むこととなった。その応募作のタイトルは・・・
『無字 4分33秒』だったからである。
4分33秒の白いカフェ空間に 心を込めた作者の作品に・・・
4分33秒の間、主催者様はどんな想いを受け取るのであろうか・・・?
その評価にも真価が問われるのかもしれない。
【完】
*こちらに参加させていただいてます。
今回のお題は 『カフェ4分33秒』
裏お題が・・・『パフェフンフン33秒』でした。