【呪いの臭み】① #毎週ショートショートnote
*お礼の置き土産
ボクは小学4年生。
田舎の小学校に転校して来たんだけど、都会からの転校生という
理由にもならない理由で・・・同級生の悪ガキにイジメられていた。
思い出すのも辛いから詳細は聞かないで!
ただ、あまりにも酷いイジメを呪って・・・
いつか復讐することを誓ったんだ。
幸い、転勤族の父のおかげてすぐに転校が決まった。
さぁ、お世話になった悪ガキたちへのお返しの準備・・・!!
満ち潮になっても海水の届かない安全な場所に、何日もかけて
深い穴を掘った。 丁寧に掘った落とし穴の完成☆
「とても高級な美味しい物が手に入ったから、あげるよ!」と
悪ガキたちを誘う・・・
予定通り全員まとめて落とし穴に落下!!
大成功・・・!!
「ぶっ〇ス!!」とか騒いでるけど、今日が出発だもんね~~!
「約束通り、高級な食べ物を降ろすね~~!?」
悪ガキの脱出用のロープ。その先に微妙なバランスで
お皿に乗った最終兵器・・・
【シュールストレミング】!!!!
穴の中はトラウマ必至の修羅場・・・・?!
後は・・・知~~~~らないっ!!
【缶】
*このお話はフィクションであり、実在の人物、施設、出来事等とは
一切の関係がありません。
*こちらに参加させていただいてます。
今回のお題は 『呪いの臭み』
裏お題が・・・『チョロいの、くさび』でした。