CHAGE and ASKAを聴く『See Ya』
2024年はチャゲアスサブスク解禁ということで、
『See Ya』(1990年)というアルバムを聴きました
このアルバムは、前年にロンドンに拠点を移して制作したとのことで、イメージ戦略もあったのかもしれませんが、モノクロに赤字のジャケットもかっこよくて良いなと思いました
また、私はけっしてこんな大人にはなれずに今に至ってるわけですが、オシャレな大人の恋(都会の)だと思いました
「Do Ya Do」…あの子、どうするつもりなのかな…
でしょうか
「あどけない君の顔が 少しだけ少しだけ」
「微笑む僕の顔は 少しだけ少しだけ」
「少しだけ」だけで不安を表現しきってて驚異
(歌詞はASKAさん)
全く経験がない三角関係ですけど、「あいつ」も「君」もおそらくすてきな大人に違いない
まぶしいです
「すごくこまるんだ」もやはり大人の恋
CHAGEさんの歌声がダンディです
「言葉できみは銃を撃つから
3度ばかり体温が上がる
気持ちはいいけどね」ですって!
(歌詞は青木せい子さん)
体温3度も上がったらかなりお熱。
「Primrose Hill」に至っては、曲の中で彼女が少女から女になっていってます
「ふたりの長いkiss」で…
「七色の風がふく丘で君は無邪気な少女に戻るね
見つめる瞳に何がある 痛みもいつか語れるさ
虹より素敵な夢がある誰より君にそれを伝えたい
そこで二人 長いkissをする
転がりながら長いkissをする」
(歌詞はCHAGEさん)
ロンドンのプリムローズヒル公園という所、
行ったことないですが、行ってみたいなあ
この公園に「転がりながら長いkissをする」丘があるということかしら
「モナリザの背中よりも」は、タイトルからもハッとさせられます
遠すぎる存在の「君」!
どんだけ良い女なんだよ
ふたりが体を重ねる描写もロマンチックだと思いました
「待ち合わせは唇 君が瞳を閉じる場所
乙女の顔のままで逃げ遅れないか
君を包んだ ラインに触れる
順を間違わずに
君を崩して行く 君を崩して行く」
こんな歌詞を書く人なんだなあ
(歌詞はASKAさん)
この子も「乙女の顔のまま」なんだなあ
もちろんこんなオシャレな恋はしたことないですが、大人は大人と子どもを行ったり来たりするということだけ分かります
そして少し残った「子ども」に惹かれる時があることも
男性や女性と分けずとも、ここはたぶん両方同じかと(私は片一方の性しか生きたことがないので「たぶん」ですが)
「YELLOW MEN」はライブで聴くとどんな感じなんでしょう
なんか変な曲
好きです
「太陽と埃の中で」は、永遠の少年
後の「BIG TREE」にも繋がっていくような
この曲には、都会よりも広大な草原とか山頂を感じます
🔴ご本人達の楽曲解説とクレジット