バレーの未来を語る!SVリーグ開幕記念トークイベント参加レポート
先日、蔦屋書店代官山店で開催された大同生命SV.LEAGUE開幕記念トークイベントに参加しました。
40人限定という少人数制だったこともあり、アットホームな雰囲気で、濃い話がたくさん聞けました。
登壇者は、元オリンピック日本代表の大林素子さん、元オリンピック日本代表の福澤達哉さん、そして現役選手で東京グレートベアーズ所属の古賀太一郎選手。
トークの内容は、10/11(金)から開幕するSVリーグを中心に、現役選手である古賀選手の意気込みや、注目選手、ライバルの紹介、髭へのこだわり、そして男子バレーの今後の課題についての対談でした。
印象的だったのは、古賀選手がライバルとして挙げた大阪ブルテオン所属の西田有志選手についての話。
「あえてリベロに打ってきたり、正面からぶつかってくる。小細工で違うことをしてくるのではなく、真っ向勝負してくる強いメンタルを持っている選手。」と、語っていたのが非常に印象に残りました。
狙った相手には決して目を逸らさず、ガン見して真っ向勝負を挑んでくる。それでいて、本気で得点を狙ってくるエンターテインメント性があると、ライバルとして指名されていました。
試合の場での緊迫感が伝わるような描写に、会場も息を呑んでいました。
そして、もう一つ気になったのは、3人の前に用意された水のペットボトル。なぜか古賀選手だけ、水の減りがやたらと早かったんです(笑)
どうやら今回が初めてのトークイベントだったようで、その緊張感が水の減りにも表れていたのかもしれません。
そんなフレッシュな一面に、会場も自然と和やかなムードになっていました!
特に福澤さんは、日本男子バレーの今後について各ポジションごとの課題を指摘されていましたが、リベロについては、現時点で課題はなく、むしろチームの安定感を支えていると高く評価されていました。その賞賛の言葉は、リベロというポジションが持つ重要性と、その役割を果たす選手たちの技術と精神力の高さを物語っていました。
そして、終盤には観客からの質問コーナーが設けられ、登壇者たちがそれぞれの視点から率直に答えていく場面もありました。質問に対する丁寧な回答からも、彼らのバレーボールへの情熱がひしひしと伝わり、参加者一人ひとりが新たな気づきを得ることができたのではないでしょうか。
そもそも「SVリーグ」とは?
「SVリーグ(SV.LEAGUE)」は、2024年10月11日から開幕する日本の新しいバレーボールリーグで、「世界最高峰のリーグを目指す」をコンセプトに発足されました。
これまでのVリーグを再編成し、バレーボールの完全プロ化を視野に入れたトップリーグとして、今後のバレーボール界を牽引していく存在になります。
トップチームが1部リーグ「SVリーグ」に所属し、その下には2部リーグ「Vリーグ」が設けられました。
SVリーグ所属チーム
・ヴォレアス北海道
・東京グレートベアーズ
・VC長野トライデンツ
・東レアローズ静岡
・ジェイテクトSTINGS愛知
・ウルフドッグス名古屋
・大阪ブルテオン
・サントリーサンバーズ大阪
・日本製鉄堺ブレイザーズ
・広島サンダーズ
これらのチームが日本各地を拠点に活動し、リーグ全体で熱いバトルが繰り広げられます。
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