課題は続くよどこまでも
緊急事態宣言が解除されたので、学校からの連絡が頻繁に届くようになった。6月1日から2週間は学区を3つに分けてそれぞれ児童が2時間程度在校する分散登校。給食の再開は7月、それまでは午前授業らしい。もちろん、順調にいけば、だ。
登校時間が8時、10時、13時って…まあでも、そうだよね。これだけ長く休んでいたんだもんね。少しずつ、様子を見ながらやっていきましょう。早起きも、サッカーも、みんなで慣らし運転だね。
そして。初日の持ち物に“休校中の課題”とあるので、プリントの山を見て残りの数日で終わるのか?と母は途方に暮れている。他にもノートに書く課題もある。中でも国語は大変そう。新しい漢字の練習は、スキルもまだ配布されてないので読み方や書き順も調べながらやらせたけれど、要旨をまとめる、という課題はまるで手付かずになっている。
さらに“漢字の広場③④⑤⑥”という、文章を考える課題も残っている。これで5年生の教科書に載っている全ての“漢字の広場”が休校中の課題として出されたことにも驚きなんだけど、これ大人でも結構むずかしい。イラストに書かれている言葉(漢字)を使って文章を作るので、まるでパズル。どれくらい時間をかけたら終わるのかと思うと、とても憂鬱な週末になりそうだ。
でも、今日近所のスーパーへ息子と行った帰りに偶然担任に会って話をしたら、少しだけ気が楽になった。
「まだ宿題が終わってなくて…」
「ああ、6割くらいの子は終わってないみたいですね。でも元気に登校してもらえばそれが一番なので!」
そうだ。課題のほとんどが習っていないところだし、考えても分からないところがあって当然。それよりも、コロナでこれだけの期間ずっと家にいた子どもたちが、みんな元気に登校してくることが一番だ、って。そりゃそうだよね。ハツラツとした感じがなんだか頼もしく、今年の担任が彼でよかったと思えた。
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