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自称HSPの人が嫌い。

※本記事はHSPについて否定的な意見が書かれています。HSPの方、HSPの知人をお持ちの方は気分を害する可能性が非常に高いので自己責任で閲覧してください。ここに注意書きしているので苦情は受け付け兼ねます。

HSPという言葉をここ数年よく聞くようになった気がする。

アベマTVで特集が組まれたり、症状がある本人が書いているブログもよく見かけるようになった。

HSPとは「Highly Sensitive Person」の略で、繊細で敏感な感性の持ち主のこと、それが日常生活に支障が出る程の人のこと。精神病ではないらしい。(※注:にわか知識です)

HSPの中でも細かく分類があるらしいが今回私が話したい内容とは関係ないので割愛する。

実は私はHSPを自称する人が苦手だ。

ブログなどで「#HSP」とタグをつけたり、題名にHSPという言葉を加える人が苦手だ。

同族嫌悪なのかもしれないが私は精神的に弱いかつそれに甘える人間が嫌いで、最近よく見かける自称HSPの人たちがこれに当てはまると思ってる。

HSPは病気ではないのにあたかも病気であるかのような表現をし、不遇な立場である私に同情してくださいという感情が透けて見えるような気がするのだ。

それが嫌なのだ。

私の周りの自称HSPはアラサーが多い。28歳~35歳くらい。関わる人や接触がある人が同い年くらいになりがちだからそうなだけであって、10代20代でもHSPはいるのだろうし40代50代でもいるのだろうとは思う。

ただ、現役バリバリでHSPブログを更新しているのはアラサー世代が多い気がするのだ。

自称HSPの30代の人を見ると「何を甘えているんだ」とイライラしてしまう。

若い人ならまだ人生の知識がないからしょうがないよね、と同情できるのだが30代でそれはないでしょ、と思ってしまう。

アベマTVで特集していたHSPの方は26歳くらいの男性で「相手がどう思うのかを気にしすぎてしまってメールがなかなか送れない。最初の挨拶はどうしようかと考えるのに30分くらいかかってしまう」というようなことを言っていた。

それはHSPだからではなくその男性の仕事能力が低いだけだと私は思った。

一度使ってOKだったメールを保存しておいて次も同じ文章の挨拶にするとか上司のメール文を見本にして文章を作るとかいくらでも工夫ができるのに「自分はHSPで相手のことを気にしすぎてしまうから仕事が遅いんです」と暗に言っているところがムカつく。

婚活ブロガーにも自称HSPの方がよくいて「HSPだからLINEの返信が遅くなってしまってチャンスを逃した」とか「相手に気を遣いすぎて疲れるので婚活をうまくこなせない」という表現がよくある。

だけど婚活がうまくいかないのはHSPだからではなく、ただ人間関係が下手だからそうなっているだけに私には見える。

気を遣って疲れるような相手ばかりを選んでいるのならそれは選び方が下手なのだろうし、一緒にいても気を遣って疲れる人とアポを取ろうとする自分が悪いと私は思う。

自称HSPの人は高確率で勝手に自分で自分を苦しめている。

相手にそこまでの意図はないのに相手の言動をいちいち深読みしたり、何度も思い返して勝手に病んでいる。

2年くらい前に振られた人をずっと思い出してる人とか、そういう性格だからいけないんだよ・・・と思ってしまう。

なぜここまでHSPに対して嫌悪感があるかというと私の働いているIT業界にはこのように病気を言い訳にして仕事を放棄する人間がよくいるからだと思う。

鬱病が多いことで有名な業界だが精神病復帰者のケアは正直めちゃくちゃ骨が折れるのだ。

「気分が落ちてしまったので午後休みます」とあり得ない言い訳で会議を丸投げしたり、急に仕事を休んでスケジュールが崩れたりする。

正直周りの人は「精神的にきついならこの業界の仕事を辞めればいいのに」と思っているが、本人が復帰したいと望んでいるのならその手伝いやフォローを建前上しなければならない。

その大変さを知っているからこそ嫌悪感があるのだと思う。

差をつけたくないが鬱病ならまだ「しょうがない」と思えるのだがHSPに対してはそう思えない。

正式な精神病でない、というところが大きいと思う。

仕事だけでなく日常生活においても「HSPだからしょうがない」という本人の甘えがめちゃくちゃイライラするのだ。

HSPだから休職することにしました、HSPだから辛くて(仕事中に)泣いてしまいました、とかいうブログやつぶやきを見ると辟易する。

自分をHSPだと思うなら自分に負担がかからない働きやすい現場で働いてくれ、人付き合いも自分で吟味してうまくやってくれ、もう30でしょ?と思ってしまうのだ。

特に最近は世の中のHSPの持ち上げ方、取り上げ方が異常で気持ち悪い。

〇〇ハラとかHSPとか「自分を守る言葉」が増えすぎていると思う。

30までに自分の生活や人生の知恵を出しきれなかった人になぜ同情しなければならないの?と思う。

HSPじゃない人、HSPと自称しない人は皆10代20代でしっかり悩んで自分の課題や上手くやる方法を模索してやっているだけなんだよ?と思う。

私も昔は精神的に弱かったけどたくさん泣いてなんとかここまでなんとかやってきたし、自分をHSPだと言って言い訳にすることはなかった。HSPと思ったことさえなかった。

だからこそ、この言葉が嫌いなんだと思う。

繊細さや敏感さはギフトだと思う。

それが不利になることもあるけどそれを言い訳にしてはいけないと思う。

だから私はHSPを自称する人が嫌いです。

PS:HSPに向いている仕事としてSEやプログラマが挙げられていますが納期とチームワークありきの仕事なので理解に時間がかかったり、流れについていけない人や臨機応変に仕事ができない人、プレッシャーに弱い人、精神力が足りない人には向いてません。そこだけは誤解しないようお願いします。適当な記事や意見に惑わされ安易な選択をする人が減りますように。

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