初めての山桜/桜川市
if design project という茨城県の関係人口創出プロジェクトがある。
その第四期のテーマの一つが「桜×地域」。
地域は桜川市。そこの担当ディレクターということもあり
考えたアイデアを実現するべく、お花見の名目もありつつ
桜川を通るりんりんロードを自転車で走って来ました。
if design projectは、地域から1つの企業や団体がお題を出し
それについて東京圏から参加者を募り、チームとなって3ヶ月解決案を探していくプログラム。
フィールドワークや講師からのインプットや、プログラム外でのチームごとのディスカッションが多分にあるのも特徴的。
参加者からしたら「え?こんなにやるの?」と思うぐらいの内容でもある。
事務局として申し訳ない設計にしてしまっている・・・。
そんな中、桜チームは奇跡的に、その苦労を楽しむぐらいのポジティブマインドを持ちながら楽しみながら自分たちの企画を進めていた(ように思う)。
迷いながら苦しみながらの時間帯もあったと思うし
本業が忙しい時もあり打ち合わせが進まないときもあった。
担当ディレクターとしては、後半打ち合わせに参加できないことが多かったがそれでもメンバーの一人として、優しく受け入れてくれるのもとてもありがたい。
この手のプログラムは、期間が終わったら
「しゅ・う・りょ・う!」とお疲れ様会をして解散するのがオチ。
if design project全部のチームが継続しているわけではないが
その後も関係性を紡いで動いている人達もいるし
この桜川チームのように、地域と関わっていきたいと思っているチームもある。
今回特に桜川チームは、継続を念頭に入れつつ自分たちが楽しめる企画を模索している。
そのはじめが、期間中見れなかった春の桜/山桜を、はじめて見に行く体験をすることだった。
コロナ禍ではあるが、会えなかった時間も多く現地での取り組みもできなかったため、今回は本当に楽しい時間となった。
お金を介在しないチームの関係性の維持やモチベーション源泉については、また話をしてみて分析してみたいと思う。
それにしても桜川市のサイクリング、めちゃめちゃよかったなぁ。