睡眠と寝返り
幸手市にある「風ある林整骨院」です。これまで実際にあった症例と、施術/施術後の様子などを書いています。
今回は、睡眠と寝返りについてお話したいと思います。
寝返りしてますか?
先日、患者さまから " お子さんの寝返り " についての相談がありました。
お子さんの「寝返りの回数も多く、寝相も悪い」というのです。
寝ている本人は分からないことですが、そばで寝ていたり見ていると気になりますね。
寝返りや寝相は元気の証明だと思いますが、人間が寝ている=安静・エネルギー温存というイメージがあるので、心配されたのでしょう。
寝返りは必要な動作
睡眠中の寝返りには、重要な役割があります。
快適な睡眠をとるためにも、腰痛などの身体の不調をリセットするためにも必要な動きだと言われています。
また、寝返りをすることで血行を促進し、体温調節を行っているとも言われています。
大人が一晩で寝返りをする回数は、20~40回
日中の活動は、デスクワークや家事など重力に抗う下向きの姿勢での作業が多いものです。この姿勢は、背骨や筋肉に大きな負担をかけています。
肩こりや腰痛など、姿勢からくる不調はこのためです。
睡眠中の寝返りは、背中を反る動作なので、背骨や筋肉をリセットして休息させることができるのです。
寝返りが少ない場合
寝返りがあまりできずに、起きた時に身体に痛みが出てしまうことがあります。これは、日中の筋肉のこわばりが原因ではないかと思います。
寝返りは、肩と腰の筋肉を使うため、硬くこわばってしまったまま寝ることで、寝返りしにくくなるのです。
人生の3分の1は、睡眠です
寝返りは、1日使ってきた心身の回復のための睡眠中の動作です。筋力が落ちてきたり、硬くなってしまっていると睡眠の質に影響が出てきます。
1日の終わりには、お風呂にゆったりと浸かり、筋肉を温めてほぐすことでスムーズな寝返りをして、良い睡眠をとりましょう。
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