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口内炎のマッサージ

幸手市にある「風ある林整骨院」です。これまで実際にあった症例と、施術/施術後の様子などについて書いています。

今回は、番外編。
頚の捻挫で来院していた20代前半の女性(小学校教諭)の
「口内炎ができやすく、治りにくい」
というご相談のお話です。

【 来院時の状況 】

頚の捻挫は徐々に快方に向かっているが、数日前から口内炎がひどくて食事をするのはもちろん、飲み物ですら痛むので辛い
口内炎の出来た場所が舌の裏側、薬を塗ろうにも指で触るのも一苦労とのこと。
元々、胃腸が弱いこと、仕事が多忙になる・ストレスが溜まってくると口内炎ができる傾向にあるという。


「口内炎」というと、軽いものであれば市販薬を使用したり、ひどい時には歯医者さんや口腔外科など病院で治療するものです。

これは応急処置のひとつとなりますが、ご自身で患部やその周辺をマッサージすることで、痛みや症状をやわらげることができる場合もありますので、ご参考になればと思います。
※ 症状のひどいときや治らない場合には、早めに病院で診てもらいましょう。

【 自分でできる口内炎マッサージ 】

〇今回の症状(舌の裏側奥にある)場合:

1.まず外側から軽く押して様子をみる。
(患者さんと向かい合って、私がお手本を見せ、ご自身でさわる・マッサージをしてもらいました)
あごのライン(リンパ周辺)に添って頬を左右一緒に指先でさわり、痛みのある場所や硬さをチェック。

→ 口内炎のある側は、明らかに硬さが違っているという。

2.痛い・硬いと感じる場所を、ゆっくりやさしく指先でマッサージ。

→ 硬くなっていたところがやわらかくなり、痛みがやわらいだようだと言って帰宅。

3.お風呂に入ったときや、寝る前にもマッサージを継続をアドバイス。

→ だんだんと痛みがやわらぎ、翌週の来院時には食事が楽になったとのご報告。


〇頬の内側に口内炎が出来た場合:

口内炎の出来ているところの周辺を、頬の外側と内側を指で挟んでやさしくマッサージ。口内炎もさわれるようなら、中心もマッサージする。
※頬の内側は、舌で押してもよい。


◎目安として、マッサージ後、数十秒~1分程度で痛みが増す場合や、患部が大きくなるように感じる場合には、病院を受診してください。


身体が疲れていたり、ストレスであったり、口内炎のできる原因はさまざまありますが、まずは休養を取ることが一番です。
マッサージで患部の血行など循環を良くすることで、快方に向かうこともありますが、まずは身体全体を温め、十分な睡眠を取りましょう。


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