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久しぶりの運動で足首に痛み

幸手市にある「風ある林整骨院」です。これまで実際にあった症例と、施術/施術後の様子などを書いています。

今回は、4月から大学生になる男性の “ 久しぶりの運動で痛めた足首 ” の症例です。


・来院時の状況:高校の部活動(軟式テニス)を引退後、久しぶりに友人とテニスの練習を再開。
数日練習を続けたところ、プレー中に左足首外側に痛みが表れる。


・問診/検査時の初見と施術方針:左足首の底屈(つま先を下げたり、足指を曲げる動き)、走る、ジャンプ、踏み込み動作で痛みが出ている様子。
久しぶりの運動で筋肉に負担がかかり、筋線維が損傷していると思われる。
筋肉をゆるめつつ、動かしながら身体全体のバランスを整えて症状の緩和を目指す。


・本人の要望:3月中旬から大学の学生寮に入るので、それまでに快復させたい。


・施術:初回にて、大腿、下腿、足首周辺をゆるめる施術
施術後、歩行の様子を見ると、右足に比べて左足が伸びていない。
ハムストリングを伸ばす運動療法を行い、歩行やジャンプが軽くできるように快復。

翌日、日中に多く活動したため、再び左足首に重だるい痛みが表れる。
前日同様の施術を行ったところ、後脛骨筋(ふくらはぎ~内くるぶし~土踏まずまで通る筋肉。深層にある、足の曲げ伸ばしをする屈筋群)が硬く凝っている。
下肢内側をゆるめる施術を行う。
スッキリとした様子となり、軽々とジャンプすることが可能となった。


今回の症例のポイントは、“ 久しぶりの運動と筋肉の状態 ” です。

部活でほぼ毎日運動をしていた頃に比べて、部活引退後は運動量が減っていたはずです。
急に運動を再開したことにより、筋肉を損傷してしまったものと思われます。

運動を開始するときは、準備運動が大切です。
全身の血行をよくすることで筋肉を温め、ケガや故障を予防できます。
また、運動の終了時のクールダウンには、筋肉疲労を解消し、運動で傷ついた筋組織を回復させる役割があるのです。

ついつい、いつものつもりで練習を開始してしまったのだと思いますが、
ケガや痛みが起きてしまえば、運動を楽しめません。
身体を動かす際には、準備運動と運動後のケアがトラブルの予防となります。

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