生乾きの罪悪感を抱えて
夜が冷えるようになってきた。
最近、眠りが浅くなってしまったのは、体が冷えているせいかな、と思った。
そこで、夜湯船に浸かることに。
ゆっくりお風呂に入って、スマホゲームをしたり、本やnoteを読んだりしながら、体を温めて寝るとぐっすり眠れるようになった。
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ただ、問題もある。
仕事が遅くなった時や、ご飯を食べて帰ってきた時など、帰りが遅くなってからお風呂に入ると、ある葛藤が生まれる。
それは、髪をどこまで乾かすかという問題だ。
私は10時にはもうオネムになっていて、11時には寝ていることが多い。
そんな私が11時を超えて髪の毛を乾かしていると、必ず「もうこれくらいでいいかな」と半乾きの状態で、諦めたくなるのだ。
半乾きの状態で諦めるということは、課題を明日へと先延ばしすることに他ならない。
というのも、大学生の頃に髪の毛を半乾きの状態で寝ると、頭と枕に雑菌が増えてカビが増えるという話を聞いて以来、それが怖すぎて半乾きの状態で眠れない。
夜は髪を濡らさぬようにして体を温めて、髪の毛だけ朝洗うということもできるが、つい癖で洗ってしまう。
もしも、半乾きの状態で寝てしまった場合は、翌日の朝髪を洗い直し、枕カバーを洗い、枕を天日干しして…と、やることが倍以上になる。
明日の私への罪悪感を抱えて寝るか。
眠気に耐えるか。
夜の長風呂は、そんな課題が私を襲うのだ。
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明日やろうは、ばかやろう
なんて言葉が流行ったが、どちらかというと私は明日でいいことは明日に見送ることが多い。
たまに「今日やらなきゃいけないことをやらないままなんて眠れない」なんて言う人がいるが、私が一生言わない台詞だと思う。
全力で私は私を甘やかし、
今朝は枕カバーを洗い、布団と共に枕も干して、髪を洗い直すことになった。
ただ昨日も深い眠りにつくことができた。
罪悪感を抱えて寝ても、ぐっすり眠れるのは体を温めたおかげだと思う。
明日でいいじゃん。
やることやるまで眠れないと言う人は、お風呂に浸かって温まればいいと思います。