2024年11月活動報告
11月忙しかったですね。
多様な業務が毎日のように降りかかってきてくれて、退屈することなく様々なスキルを身につけることができた実感があります!
しかし!去年は見つけれたなめこが、今年は見つけることができなかった。。それでも、山の幸もたくさんいただきました。
写真はツチスギタケ。吉里吉里国に生えていたキノコです。食不適ですがかわいらしくて癒されますよね。
と前置きはさておき、綴ります。11月の出来事inおおつち🎉
〇グリーンツーリズム研修
11月1日から6回にわたって行われる、農協観光さんが企画しているグリーンツーリズムスタディ。それの第1~3回が11月に行われました!
11月の内容は、上記の通り『地域洗い出し研修』『体験指導力研修』『安全管理習得研修』の三本立て。そして第1回目は、我らがおおつちのあそびのボスも登壇しました。各回、基本的なことから実話を踏まえた発展まで、そのテーマ内で幅広く話されており、特に第2回の話に出てきた『地吹雪体験ツアー』の話や第3回の『JA共済衝撃の実話集』は非常に興味深い内容でした。安全管理に関しては、以前講習を受けたLNTの考えを取り入れた内容でもあり、LNTの理念と内容が今後日本にも大きく影響を与えていくんだろうという片鱗を感じた。
基本的には講義形式のため、あまり動いたりすることはないんですが、各回、近くの席に座っている受講者と班を作り、ワークショップを行います。受講者は、里山観光にかかわっている人たちや、農業体験を行っている人、岩手県各所の農村振興にかかわっている人たちが主体であり、中には地域おこし協力隊として岩手の各地域で活躍している人達もいました。こういったワークショップを通じて、今やっていることや、今後行っていきたいこと、事業形態などの情報交換ができるのは、まだまだ発展途上である大槌の観光業を盛り上げるための多くのヒントを得ることができる、とても貴重な機会だと感じます。
農協観光さんありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
〇岩手沿岸<タテ>につながる協力隊ミーティング “みちのく潮風トレイル × 私” でなりわいを考える
11/5(火)に岩手県の地域おこし協力隊やそのOBたちが対象の、みちのく潮風トレイルを用いた研修が行われました。参加者は、トレイルを利用して何かできないかと考える協力隊の方々や、今回の研修で何か活動のヒントを得たいと考えている協力隊の方々。講師はNPO法人みちのくトレイルクラブのみなさまと地おこOBのMさん。
実際にトレイルを歩いて、トレイルの危険個所やその整備についての話を聞き、そのあとにトレイルクラブの体制や活動を聞き、そのあとにMさんの波乱万丈な人生と現在のトレイルとの関わりを聞いた。
どの話もそんな短時間に詰め込んでいいのかっていうほど濃い内容で、学ぶべきところもたくさんあったが、もっともコアな話が聞けたなというのはもちろん研修後の飲み会。
みちのくトレイルクラブの面々との会話の中で、「まず入社したら、みちのく潮風トレイルを全線歩いて来いと2か月間野放しにされる。」だの「そのあとは、アメリカやカナダの3000~4000kmのロングトレイルを歩いて来いと何年か野放しにされる」だの「LNT関係で年に1回の祭典がある」だの、すごい話がわんさか。。。
今後、みちのく潮風トレイルを利用して観光ツアーを実施していくことを考えると、まだまだ知らないことが山積みであり圧倒的な経験不足でもあると痛感した。とりあえず、みちのくトレイルクラブの偉大な方々を見習って休みの日など、潮風トレイルの全線を歩いてみようと思う。
〇ナイトサファリがにぎやかです
10月から、毎週土曜日にナイトサファリを開催しています。11月はありがたいことに申し込みも多く、ほぼ毎週末お客さんが来てくれました。
イントロダクションでは、大槌町とシカの説明。大槌町の地形や環境、耕作体系などから、シカが増え、どんな影響があるのかを学びます。ほかに実際のシカの角や毛皮を触ってみてシカに親しみを持った後いざ車・バスに乗車し、フィールドへ赴きます。
フィールドでは、窓を開けライトで外を照らしながらゆっくりと道路を走ります。すると光が反射して、野生動物の目が鮮明に輝きます。そうやってシカをはじめとする様々な生き物を探して楽しみます。
シカの見れる確率は100%。それも1-2頭ではなく20頭とか30頭とか見れます。ほかにも、キツネやハクビシンなどの小動物も顔を出してくれます。
11月になって、草木も枯れ見渡しがよくなってきました。ナイトサファリ的には動物を見つけやすくなった今がチャンス!12月いっぱいで終了にはなりますが、皆様ぜひ足を運んでみてください!
〇挑戦!カエル皮のしゃぶしゃぶ!
11月、すでに寒くなるこの季節。特定外来生物であるウシガエルは冬眠してしまいます。そのため、10月末に今年最後のウシガエル釣りに一関に赴き、活性低い中数尾のウシガエルを釣ってきた。そして、本当は天日干しにするはずだったその皮を、処理する時間がなかったためずっと塩漬けにしていた。しかし、カエルの皮料理ももうネタ切れに近づいていた。カエルの皮の天日干しを使った皮チップスとひれ酒はそれがカエルであることを忘れるくらいの絶品であり、カエルの皮ポン酢も癖なく良いつまみになります。さて、これ以上の新天地はあるのか。冒険しないと見えない世界。ここでとうとう、しゃぶしゃぶに舵を切る。
今までしゃぶしゃぶに手を出していなかったのは、感覚的に『おいしそうではない』からである。しかし、誰もが残念だと見切りをつけた皮を、天日干しにすることで絶品へと昇華させることができるのなら、しゃぶしゃぶももしかしたらもしかするかもしれない。こういうのは勢いに任せて挑戦するしかない。そこで、僕を含めたクレイジー4人衆でいざ実食。お味はいかに。。
ぱく。てゅるん。(一口でほおばる)
もぐもぐ。(咀嚼する)
ちゅるちゅる(。。。?!)
しょっぱい。エグい。なにより食感が最悪だ。
老成した個体に関しては、皮が分厚くコリコリしており、別に食べれないほどじゃない。だが、若い個体に関しては、皮が薄いためか、熱が通っても変に柔らかい食感と独特の滑らかさが払拭できず、噛めば噛むほど口の別の空間に逃げていくような感じで気持ち悪い。さらに生臭い味が抜けきらず、口の中に広がる感覚は、塩漬けされた泥水のよう。
完全なる、敗北だ。
今回の敗因は
・塩抜きに尽力しなかったこと
・カエルが若かったこと
・天日干しをしなかったこと
・細かく切らなかったこと
が挙げられる。もう少し真面目に料理をする気になればもしかしたらおいしいのかもしれないが、今後、皮しゃぶをやることはもうないのかもしれない。。。