野良猫から学ぶ。

何もする気が起こらない。
Twitter を見る気も起こらない。
note に何か書きたい気はするが、頭の中がモヤモヤしている。
実はたくさん、たくさん書きたい断片がある。
でも宙を舞うように、捕まえられないでいる。

孤独だなと思う。

人は誰かと繋がって幸福感を得るのに、私は今だにどうやって繋がるのか、分からないでいる。
人といるのが心地良いというのが分からない。
人といると相手の気持ちを想像し過ぎて、自分の気持ちが見えない。
相手が不快にならない様に、私は薄い仮面を付けて演技してるみたいで自己嫌悪になる。
小さい頃から生きるため、このスキルを磨き続けたせいで今さら仮面は外せない。
外し方を知らない。

それをどうかしたいとは、もはや思わない。
せめて一人の時間を楽しみたいなとは思う。
でも何をしたら楽しいのだろう？
心がワクワクすることってなかなか無い。

こんな事をぼんやり考えていたら、余計やる気が起きなくて Twitter もテレビも見る気にならなくなった。
本も読む気も起こらないし、音楽を聴く気も起こらない。

でも買い物に行かなくちゃ。
もうすぐスーパーが閉まってしまう。
植木に水もあげたっけ？
やるべき事はやらなくちゃいけない。

こうして淡々と時間を消費する。
消費し続けた先に何があるのかな？

窓の外から、こっちを見る野良猫と眼が合う。
私が追い払わないと知っているようで、猫は逃げるでもなく眼を合わせる。
私も猫を見る。
真っ直ぐに眼を合わせながら、猫は何を思ってるんだろう？
多分、エサ頂戴だな。笑

野良猫は、私みたいなつまらない事は考えない。
目の前のことだけを考えるんだろうな。
それが純粋で眩しく見えるんだよね。

野良猫から、ほんの少しだけ元気を貰えたかも。
ハイハイ、目の前のことに集中しますよ。
では、スーパーへ行って来ます。