見出し画像

#07 毎日がオーディション!〜 初レッスン

みなさま、おはようございます( ´ ▽ ` )ノ
あの夏のような日の後、
すぐに真冬のような気温になりましたが
お変わりありませんか?

東京の今朝はまた快晴💙
私は元気に外出、
朝のうちにアップしてみますよ♪

あ!今日は下方に*おまけ*つきです。
ぜひそちらも併せて
お楽しみいただけますように🍀



さて本編。
毎回現役の演出家やプロデューサーの先生から
直接ご指導いただけた東京アクターズスタジオ。

第7話にしてようやく
初回レッスンを振り返ります。



講師陣


バインダーに綴じた手書きの一覧表から
講師の先生方について整理したところ、
〈夜2期〉38回のレッスン期間中、
実に14名の先生方がご指導くださいました!

レッスン冒頭の自己紹介や資料に、
フルネームがなかったりすると、
下のお名前がわからないまま
今に至っております。

おふたかたは苗字のみとなってしまい
大変恐縮ではありますが、
登壇くださった順(左列から右列へ)に
一覧にしてみました。

東京アクターズスタジオ〈夜2期〉講師陣
1991年10月〜1992年2月
ご指導くださった先生方ありがとうございました。
(フルネームが分かり次第画像更新予定)
※覚えている方、ぜひ教えてくださいね🍀

大山塾長やメディア・ワークショップの
創設の思いに賛同なさった
演出家、俳優、プロデューサー・・・
様々なプロフェッショナルが集結🌈✨

確か、

「毎日がオーディション!」


そんなキャッチフレーズがありましたが
それも頷ける

むしろ有料でよかった!
そう思うほどの、錚々たる顔ぶれ!

いつもシナリオによる演技という
わけではなく、
基礎練習や朗読、身体表現など
都度扱う内容が変わるので、

私たち教材係は、その日の参加人数分の
資料を用意したり、必要であれば、
グループ分けなども行って、

帰りにはまた、
次回のシナリオや課題を配布できるよう
コピー作業も行なっていました。

週2回のレッスン、
金曜に受け取れると土日もあって
比較的落ち着いた練習期間が持てますが、

火曜に受け取って金曜実践演技!
という場合もあり、
みんな緊張感をもって
真摯に取り組んでいました。


10/01  レッスン開始! by脇田先生


開校式(金)の帰りに配布された
第1回用のシナリオは『おとうと』。

翌週火曜日に
そのレッスンを担当くださったのは
昭和36年に演出家になられたという
脇田時三先生


講師陣の人数からお察しの通り、
複数回いらしてくださるケースが多く、
中には5回以上の先生方も!!

逆に、
1回限りの先生も5名いらして、
まさに、一期一会

初回のレッスンを担当くださった
脇田先生は、そんなわずか
3時間ほど対面したお一人でした。

初回の緊張を緩めてくださるような
穏やかで微笑みを湛えたお声だったかと。

ルーズリーフ2枚(4ページ)から
たっぷりとお話くださったことが
伝わります。


シナリオ1 『おとうと』


何度かドラマ化、映画化もされた作品で、
幸田露伴の娘である幸田文(あや)さんの
『婦人公論』に連載された自伝的小説。

母親がわりに面倒をみる姉と
その弟のストーリー。

風瀬メモには
姉:斉藤由貴さん
弟:スマップ
と(笑)

え?誰かな?と思いWeb検索すると、
番組情報が出てきました!

TBSにて1990年4月30日
単発で放送された作品で
弟役は、木村拓哉さん。
そして、その演出が脇田先生ご本人❣

File01 ────────
講師:脇田 時三
作品:『おとうと
原作:幸田 文
脚本:寺内 小春
演出:脇田 時三
───────────

1年前に放送されたばかりの作品を
担当の演出家がご指導くださる、
そんな恵まれた環境。


WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)普及前の
データ通信黎明期
私たちはガラーケーも知らず、
通話回線のパソ通(パソコン通信)が
一部で流行り始める頃

情報検索なんて発想さえなかったので
その場でとるメモがいちばんの生きた情報。

33年経って情報の隙間を補完できるのは
面白くて、ありがたいですね。


さて。
初めての演技レッスン。
配役は姉と弟ですので、男女ペアを組んで。

先週「初めまして」をしたメンバーが
五十音順で並んだ格好です。
誰がどんな演技をするのか、
何もかもがドキドキ。

そんな状況ですから、
この日はカメラは据えていても
録画はしなかったと思います。


風瀬メモ1ページ目には、
脇田先生の言葉として

役者の第一条件


演ずることが何より好き(幸せ)
本当に好きで演じているとき
ーーー心を動かす

とあります。

和室内のシーン。
スタジオ奥に腰高の台が組まれていて
姉が床に座り洗濯物を畳んでいる・・・
弟がそこを通りかかる、
そんなやりとり。

全組がチャレンジしたと思いますが
台詞を忘れると途中でも交代するので
緊張感たっぷりサクサクと進んだ印象。

他の組の演技を着席して見学し、
自分の順番が近づくと静かに移動し
カメラ脇に並んで待ちます。


パイプ椅子に座る私たちの目の高さで
場面が繰り広げられるので、
臨場感があり、私には、
演者が大きく見えました。

初日で何もかもが興味深く、
特に、
演劇経験のあったメンバー同士のペアが
間や表情、動きもとても自然だったことを
強烈に覚えています。

私はと言いますと、観察重視で
自分のことはぼんやりしています。

表現には至らず
セリフだけはなんとか
最後まで通した感じでしょうか。
バインダーの日程一覧の隅っこには
「練習不足」とひと言。

次の準備はあのレベルで!

〈夜2期〉の仲間たちから
明確な準備基準と
良い刺激を受けとっておりました。

今になって気づきましたが、
大きなセットを組んだことがなかったのは
昼夜は、ほぼほぼ同じ先生でしたので
昼クラスで使用した後そのまま使わせて
もらえていたからなのでしょう。
昼[3期]のみなさま、感謝です🙏


全組の演技の後、
脇田先生がお話くださいました。

レビューコメントより


たくさんのアドバイスがあり
終盤お話の中で、私の大好きな
イングリッド・バーグマンの例と、
間とリズムのお話があり、
そこがものすごく好きなのですが・・・

これは、私の宝ものに
しておきます。


全体から3つだけまとめてみますと、

*まず、その場面の状況を掴むこと
*相手があってこその演技
*演技の組み立てが大切
 →事前にテストして相手との総合色を

逆に言うと、
そこに意識がまだない
あまりに未熟な私たちだった
ということ。

今も思い出すことば


メモを見返していると、
今でも心に留めているフレーズが。

優れた作者は、台詞ひとつひとつが
それがまさにあてはまるものを選んでいる。

良い舞台や映画を見たときに
ほんとうにそうだなぁ、と
思い出す言葉です。

脇田先生、ありがとうございました。


東京アクターズスタジオで使用した
シナリオの中にも、そう実感する台詞が
散りばめられていましたよ。

そんな台詞は口に出して読むだけで、
脳内には、景色や登場人物が立ち上がり・・・
わくわくします。

でも。
それをそのまま表現できるかどうかは、
また別のお話なわけで(笑)


私たちは
自分をより自由にするため
こうしてさまざまなレッスンに
取り組むこととなります。

まさに、

余分な力をぬいて 宇宙遊泳

開会式の大山塾長のあの言葉を
自分のものとして
体現したくて。

乾いたスポンジのごとく
大切なエッセンスをいっぱい受け取り、
〈夜2期〉伸びしろ十分!


半年後、私たちは
どう成長できたでしょうか?



今日もお付き合いありがとうございました。

次回は11/26(火)にまたお目にかかります♪
何が飛び出すか、お楽しみに。

どなたさまも、素敵な週末を🌈✨



*おまけ*

もうきみは気づいてるかにゃ?

11/20朝みた1111viewを機に
LINEスタンプにもしている
オリジナル黒猫キャラ「Chocoる」から
あなたの
スキ、コメント、フォロー、シェア
喜びと感謝を込めて、
お礼メッセージをお伝えしてますにゃ🐾

ランダムでどんなChocoるに会えるのか
こちらもお楽しみに✨💖✨ 

気に入ってくれたら、また遊ぼうにゃ♪

Choco olé「にゃっ*」𝑏𝑦風瀬
【ねこ大好き】ちょこおれ *
Chocoる
(猫にタッチするとLINEスタンプに飛びます)






いいなと思ったら応援しよう!

風瀬由季*𝑌𝑢𝑘𝑖 𝐾𝑎𝑧𝑎𝑠𝑒
ようこそ❣ ただいまマガジン更新中! スキの応援励みになります💕 33年前の臨場感が、あなたの夢や青春と、なんらかの化学反応を起こせたら嬉しいです☆ いただいたチップはフルーツで自分を元気したあと、次の世代へ届けるお話会やワークショップに活かしたいです🌈✨