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#27 「わたしの夢」と感情表現 荒谷先生
みなさま、こんにちは。
25回を越えた前回は嬉しいメッセージが届き
これまでコツコツ綴ってきたことの
ご褒美をひとついただけた気分で
目標まで駆け抜けますよ🐎
今週は上野の国立西洋美術館で
モネの睡蓮をたくさんみてきました🩵
(モネ睡蓮のとき@国立西洋美術館 2/11まで)
音声ガイダンスの受付フロアで撮った
一枚をお福分け♪
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国立西洋美術館にて2/11まで
おかげさまで、講師1名のお名前明らかになり
〈夜2期〉講師リストを更新しました。
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有力情報をくださったoさんとのメッセージのやり取りで
館野先生のお名前も多分間違いない、というところまで
きているのですが、正しい漢字表記は「舘野」なのでは?
・・・という新たな疑問も生じています。
私は自分の耳で聞いたメモだけが頼りで、その判別は困難。
東京アクターズスタジオ修了生みなさまからの情報、
引き続きお待ちしております🍀( ´ ▽ ` )ノ
今日ご紹介する11人目の講師は、
〈夜2期〉最多の7回ご指導くださった
ボイストレーナーの
荒谷 起吉三 先生
(アラタニ キヨゾウ )とお読みします。
俳優座のご出身で、アメリカ留学し演出を学び、
卒業後には劇団民藝でもご指導なさっていたとか。
生徒募集フライヤーの紹介は「演技指導」ですが、
発声のスペシャリストで、主催のスクールにおいて
俳優や歌手に限らずたくさんの方へ
オリジナルの声のトレーニングをなさっており、
当時すでに「声」についての著書もお持ちでした。
以前記したように、生徒募集フライヤーには
生徒の集合写真が載っているのですが、
第5期募集には山田太一さんが写っています。
それは、母体のメディア•ワークショップでは
東京アクターズスタジオのあと増設された
・ディレクターコース
・シナリオコース
・ドラマチック文章コース
へのアピールにも大いに役立ったことでしょう。
実はまだご紹介していない第4期生募集紙には、
荒谷先生と大山塾長の間にはなんと、
ショートへアで朱色のジャケット姿での微笑む
荻野目洋子さんが🌟
私たちより前の昼2期?に撮られたものかと。
バブリーダンスで鮮やかにリバイバルした代表曲
「ダンシング・ヒーロー」は1985年の作品。
そのヒットにつながる声のトレーニングを
荒谷先生がなさったという流れからかと。
風瀬メモは毎回1〜2ページ。
4回以降はシナリオになるので
前半3回のメモからまとめますね。
1991年10月4日 初回
冒頭に
「俳優は障害物競走」であり、
夢とは、他を捨てても生きられるもの
そんなお話があって。
月末までに400字詰め原稿用紙に
レポートを書くよう指示が。
いきなりの
宿題 「わたしの夢」
夢とはどんなものか調べ
自分と対話すること
というテーマ。
それが、本当の夢のスタートであり
チャンスはその後にやってくると。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈☆
レッスンでは、
身体の力を徹底的に抜くことが大切。
ウソで固めた自分は
現場では役に立たない。
伝えるエネルギーを持ち
他者に伝える力を身につけて
チャンスを待つこと
それが、絶対に成功する秘訣だと話されました。
1991年10月18日 2回目
生理現象の約束
お腹にショックを与えず、
部分に意識を集める。
集中の対象を見つけ
その他の力を抜くと
あがらないそう。
自分の頭の中にある概念は危うい。
だからこそ
常に現実の中を観察するようにと。
続いて、
芝居においては、
セリフはあて馬!
一本通して、意識を集中すること
台詞以外にも大切なものがある
それを3通りほど想定し
相手の意識、
目の外し方など表情を見て
リアクションを重視すること
というお話が。
1991年11月29日 3回目
名優は
身体の力を抜くことができていて、
かつ、
毎日、毎回、同じテンションになれる
人間はメカニックであることを
スタニスラフスキーの話を交えながら
それが感情の記憶となる
多種類のものを同時進行させる
生理的メカニックについても
お話しくださっていました。
感情表現
お話のメモが1ページ程度なのは、
エチュードというより
毎回即興の感情表現がいろいろありまして。
その実技時間が多かったからなんです。
ひとつひとつは覚えてないのですが、
「舌を出して思いっきり顔の表情を崩す」
のが私はどうも苦手で、動けなくて。
それは、だんだん涙が出てくるような苦しさ😢
でも女性の中でも何人かは、
驚くほど柔軟にできていたのが
さらに衝撃でもありました。
芸人さんたちが、俳優としても
生き生きと活躍なさるのは、
そういう表情の豊かさというか
表現の振り幅が大きくてしなやか
だからなのでしょうね♪
あの時、自分の頑なさにも気づき、
学んだことでもありました。
そんなこともあって、
この日の私のひと言メモは
追い詰められて・・・
ちょっと消化不良
でした。
オマケのはなし
そんな私も、
10月に宿題で書いたレポート「わたしの夢」では
まさかの Goodをいただき、
スタジオの壁に半月ほど
全文貼り出していただいたこともありました。
その3枚ほどのレポートは
10年くらい前の片付け中に
ふと出てきて懐かしく見た覚えがあります。
まだとってあるはずですが、
東京アクターズスタジオの資料とは別に
保管してあるので今日の時点では
読み返せていません。
そのためうろ覚えですがちょっぴり内容も。
とあるアーティスト(画家)さんの本を読み、
目に映る世界にはあらゆる形状があるけれど
じっくり観察していると
本質を見るとシンプルなものの組み合わせ
・・・そんな気づきがあって、
私もせっかくの人生だから
生命をまっとうする頃には、そんな
私なりの発見をしたい!
と、綴っていたかと。
赤ペンで大きくGoodの文字。
当時は意外すぎて、照れくさいような心持ち。
演技での評価は得られませんでしたが、
方向性・視点は間違っていないのかも、と
勇気をいただけた思い出でもあります。
そして今、この連載自体も
私の発見の手がかりになる気がしてなりません。
レポートは
他の期でもあったのでしょうかね?
みなさんも改めて
書いてみませんか?
荒谷先生、ありがとうございました。
また後半のシナリオ教材でのレッスンも
別途まとめる予定です。
あの番組で
西島秀俊さんとムロさんが番組で
目を輝かせてお話なさっていたとき
有料コースで試してうまくいくと
無料コースに使う・・・という件で、
西島さんが、
手でよけ合いつつビンタするような
なんとも変わった授業があったと
話されていたのですが、
修了生の多くはあの場面できっと
同じ先生のお顔を思い出されたのでは?🤭
ちなみに、西島さんのすぐあとである私たち
〈夜2期〉にはその実技はありませんでしたよ。
今日は、この辺で♪
目標の40話へのカウントダウン❣
残すところ13話
ぜひ、引き続きお付き合いくださいませ!
ここまでの話をまとめたリストからも
併せて味わっていただけたら幸いです🍀
✼••┈┈┈┈•• 記事まとめのご紹介 ••┈┈┈┈••✼
こちらの自分史エッセイは、
2024年11月1日の第1話から連載スタートしました🌈✨
33年前に通った俳優養成所 東京アクターズスタジオの
毎週2回、ちょうど5ヶ月間過ごしたレッスン日をなぞり
(火)(金)の午後、アップしています。
通った回数にあたる全40話を目標に綴ってきて3ヶ月。
おかげさまで無事に折り返しを過ぎ、残り13話.。,.:*☆
マガジンからは、初回〜連載昇順にお読みいただけます♪
また、 (株)PLANETco.のno+eには降順リストがあります🪐
14名の講師別リストは第17話で随時更新しています。
今回ご紹介した先生は11人目。あと3名でコンプリート。
気になる先生もぜひ併せてご覧になってみてください♪
それから。わたくし風瀬の自分語りメインになった回は、
別マガジン: 私のこと にリストアップしています♪
🐰アンダーライン箇所からリンク🔗にジャンプできます🐰
次回更新は、2/11(火)です🌈✨
いろんな広がりを感じられている連載3rdシーズン
私自身が楽しませていただいています。
次回も、お楽しみに( ´ ▽ ` )ノ
まだまだ寒い日が続きます。
どなたさまも、暖かな週末をお過ごしくださいね♪
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