夏の花火は君によく似合うmv公開に寄せて
こんばんは。Kazari カホンのnaoです。
油断するとすぐに更新があいてしまいますね、はて。
9月という響きはどうしてこんなに夏が終わる感覚を覚えさせるのだろう。
このところいくら日差しが照り付けようが"秋っぽさ"を感じずにはいられなくなっている。そしてこのnoteを書き終える頃にはとっくに9月へ突入してしまっているだろうから、色々と間に合っていない。
ここでやっとタイトルに戻る。
昨日2022年8月31日 20:00
Kazariから新しいミュージックビデオを公開した。
Kazariを知ってくれている人なら「ああ、この曲ね」となるような楽曲
「夏の花火は君によく似合う」。
曲のリリースは昨年2021年の11月28日、2nd single「暁」の1曲目。
曲に対する思いとかはおそらく作った本人が一番なんだろうけれど、
私なりに去年のレコーディングから昨日のmv公開まで約1年ほどで曲と接していく中で感じたり思ったりしたことなんかを簡単に書きたいと思う。
Kazariの活動全般におけること(他のアーティストさんもそうだろうけれど)特に私たちの結成から今現在までも、常に'コロナウイルス’が隣にあって
どうしても思うように活動できなかったり、心も体も苦しくなってしまったりが当たり前だった。今もその中から完全に脱することはできていないけれど、その中にいながらの状況は日々確実に変化をしていてこの先もどうなるかはわからない。
Kazariの楽曲は情景が浮かぶような曲が多いと思っている。個人的に。
だからこそ映像や写真、絵画の一枚として場面場面が飾ることのできるもの
なのではないかと。まさにKazari(飾り)。でもそのシンプルに見える情景も人それぞれが持つ背景を照らし合わせれば見え方が広がる。これが聴く人によって捉え方が違うってことのはず。多分。
'夏の花火は君によく似合う'でいえば歌詞の通りの情景が浮かぶのは勿論なのだけれど、それ以上に"過去現在未来"みたいなストーリーがあって、メッセージがある(と私は思っている)。それはこの当たり前が当たり前じゃない時代に書かれてできた曲だからなのだけど。
私が「今」この曲で伝えたいこととこれから先の「未来」にこの曲で伝えたいことは違っていると思う。この1年弱の中でもレコーディングした時とライブを重ねてきた中で、私の中の曲の解釈は深まりつつ変わりつつある。
だから今のライブには今来て欲しい理由があるんじゃないかななんて思う。
今回のMVも構想は私の中にあってつくっていったのだけど
いい意味で当初プランと経過、最終の完成形は違うでいいものになったと思っている。今伝えたいことを今できる範囲で映像化したし、その制作過程も曲の背景の断片のようなこともあった。全て含めてこの作品になったと思う。本当に1年越しの夢のようなものだ。
長々と書いてしまったけれど、とりあえずは無事に出せたことに安心している。
ひとりでは何もできなかった。作品作りに手を貸してくれた一歩君、南風ちゃんに本当に感謝している。そして関わってくれた方、いつも関わってくれている全ての方にありがとう。
ひとりでも多くの人に届きますように。
届けるように、これからも日々精進。
2022.9.1
2022.8.31公開
〜Kazari 「夏の花火は君によく似合う」Music Video〜
Kazari Official HP
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