昔日本にキリスト教布教に来た人の嘆き
英語で書かれたサイトを見ました。
布教しに来た宣教師さんは、とても大変だったようです。
英語(しかも古い)なので、どこまであってるかはわからんのですが。
宣教師さんが、本国から「お前もっと信者増やせや」という催促お手紙いただいたらしく、それに対する反論(というか泣き言
「信者を増やせない言い訳と思うかもしれないけど、本当なんだ、聞いてくれ。
私は道を歩いていてのどが渇いていると言えばどの人も水を与えてくれるんだ。
なんだったら、家で休ませてくれたりするんだ」
まあ、隣人愛なんぞ説くまでもないわな。
「私は夕食に招かれるたびに恥ずかしくなる。テーブルを汚さず食事をするんだぞ。知るものだってこぼさないんだぞ」
汁物って味噌汁だろうか?
お椀に口付けて飲むからね。
スプーンですくって飲むのと違うからね。
「私が食事をこぼしても、招待した人は気にせずニコニコしてテーブルを綺麗にしてくれるんだ。
私はそれが恥ずかしくてたまらない。
しかもこれは上流階級の話ではない。
庶民の話なんだ。」
食べ物というか、箸で食べるのと、ナイフとフォークの違いとかだから気にせんでいいのに。
パンならパンくずも飛ぶだろうが、ご飯粒は大人ならまず飛ばさない。
恐らくこの時代の人が西洋に行けば、同じようにテーブル汚してたと思うぞ。
「食事の際テーブルを汚した子供は、その子供がきれいにするんだ。考えられるか?」
いや、お子さんにしっかり教育しているいい家庭ですね、じゃいかんの?
「私は日本人に何を教えたらいいのかさっぱりわからない」
古い英語だから、訳がかなり間違ってる可能性は高いのだけれど。
もし私の訳があっていたら、この宣教師さん肩身狭かったんだろうなーと思う。
(この辺りは古き良き日本だなとも思う。今だったら、知らん人を家に上げるとかないでしょ? のど乾いたとか水くれとか言われても、なかなか難しい人が多いんじゃないかな? ホームレスだとわかったらコンビニ行っておにぎり買ったり水あげたりする人はたまに見るし、私もやる)
日本は宣教師の墓場と言われたりもしたそうだが、なんか納得してしまう。
でも宣教師さん、何も知らん日本人を西洋に連れて行って奴隷にするのはいかんよ。
それで日本はキリシタン弾圧が始まったり鎖国が始まったりしたのよ。
長いこと鎖国してたから、日本は平和だったんだろうなあと思うと同時に、平和な分外交が下手になったのかなあとも思う。
あと、クジラの油がほしいために開国迫っておいて、今更反捕鯨運動とかどの面下げてしてんだよ、とも思うね。