子弟制度
小説家に弟子入りして、一年ぐらい勉強してってありますよね。
私個人としては、賞をとるよりも確実にデビュー出来て、コネクションもできていいのではなかろうかと思います。
(まあ自力でしょうをとれたら自信になるんだろうけれど)
うちの業界のライターさんでも、弟子とってる人いましたねー。
このライターさんが優しいなと思ったのは。
やはり師匠となる作家さん、ライターさんのそばにいなきゃいかんので。
自分のアパートの隣を借りて、そこに住まわせたとか。(アパート家賃はライターさんもちで
いい人だなーって思います。
子弟制度、お弟子さんが大変なのもよくわかる。
私の知り合いの小説家さんは、やっぱり続かなくて一年たたずにいなくなる人の方が多かったとか。
(中には、自分はデビュー出来てもこの業界でやっていける自信がないと思う人もいたかもしれない。
まあお弟子さんの気持ちもわかる。
小説(シナリオ)の書き方とか、それぞれの業界の暗黙のルールとか了解をデビュー前から覚えられる。いろんな人と知り合えてコネクションも作れる。
加えて師匠と仰ぐ作家さん(ライターさん)が、信頼されてる人物で「この人の下についてた人なら」と周りも信頼してくれるようにはなるのだけれど。
いかんせん、生活苦しいもの。
その一年間食うに困らない貯蓄がある人はまあいいけど、そんな人いないでしょ?(基本若い人向けに出しとったりしてる
だから作家さん、ライターさんに常についていく。(打ち合わせとか取材とか。
そして自分もテキスト書く。
これだけで手いっぱいなのに、食っていくための生活費は自分で稼画にゃならん。
これはすごくきついと思う。
実際、1年支持してからデビューした人たちは皆「当時は辛かった」と言っている(私が知り合った数人ね
ただ1年頑張った買いがあったとも言っている。
作家(ライター)デビューする前は、その業界のこともわからんのよ。
一人でデビューしちゃったら、一人で色々覚えないかん。
それ考えたら、1年頑張る方がいいとは思うのだけど。
デビュー前は当然業界のこととかもわからんし、1年ここまで苦労する必要があるのか?と悩む気持ちもわかる。
しかし、デビュー前から業界の人に名前を覚えてもらえて、業界の仕組みがわかるっ魅力的だよね。
何でこんな話してるかっていうと、私がかなり昔にミクシィで知り合った人が、自力で賞をとったのだけれど。
そのあと仕事が続かず悩んでる人がいるのよ。
関東圏の人なら、私の知ってる作家さんを紹介できるのだけれど。
ミクシィでのやり取りで、その賞をとった人の人柄も誠実で真面目で素直な人だと知っている。
実際に知り合いの作家さんに話したら「その人がこっち来てくれたら自分が面倒見るのに、もったいないなあ」と言っていた。
ただその人は、関東圏には出てこられないその人の事情があって、すごくもったいないなあと、今でも時々思い出すのよ。
ミクシィで、菊池寛さんの曾孫(もう亡くなっている)さんが作った、文章の書き方みたいなものがありまして。
もちろんこの方も作家デビューしてる。(亡くなられてしまったけれど
そこでその人と知り合ったのだけれど。(当時私はすでにライターだったけど文章の書き方は勉強したかったのでコミュに入ってた。
この曾孫さんと実際にお会いしたことはないのだけれど、ミクシィのメッセでやり取りして、今のコミュに入っている人でプロになれる人がいたらだれだれと思う?みたいな話をしたことがあって。
曾孫さんも私も、関東圏に出れない事情があり、一度は賞を受賞したけれどその後うまく行っていない人の名前を上げた。
今はネット上でも、プロデビューの機会は増えていると思うのだけれど。
なかなか難しいよね(ちょっとプ毒吐きそうになったのでわけのわからないまま終わる。