2022年11月11日に、日置市吹上町にある和田地区公民館で、
和田地区の資源を活かそう未来会議が開催されました。
こちらは、鹿児島県の令和4年度 地域資源活用・協働促進事業「地域連携アドバイザーの派遣」を活用して行われた企画です。
アドバイザーとして、一般社団法人 E’more(いもーれ)秋名 代表理事の村上裕希さんが和田地区公民館を訪れました。
▽アドバイザー派遣活用の背景
和田地区公民館では約8年間、過疎化が進む町に歯止めをかけるために、人口減少対策、定住促進対策を進めてきました。
その結果、2021年に4世帯の移住があり、地元小学校に6名の新一年生が入学。2022年には移住者が地元の古民家を購入するなど、様々な効果が出ています。
こうした取り組みが実を結ぶ一方で、次のような課題も感じていました。
これらの課題解決や和田地区の活性化につなげていきたいという思いから、奄美大島 龍郷町で地域活性化の経験と実績を持つ村上さんに、アドバイザーとして関わってもらうことになりました。
アドバイザー派遣後の展望としては、以下のような内容を描いています。
▽和田地区の資源を活かそう未来会議の様子
和田地区の資源を活かそう未来会議には、地元の方々を中心に30名ほどが参加しました。
まずは、司会を務める地頭所さんの挨拶から。
続いて、公民館長の山之内さんです。
▽事業の紹介と趣旨説明
未来会議の趣旨説明では、本事業を担当している鹿児島県共生・恊働センターの谷本課長から、挨拶と事業の紹介がありました。
そして、未来会議の発起人である黒木さんから、趣旨や目指す未来像について。
黒木さんは、和田地区の里山の風景に惹かれ、2022年6月に地元の古民家を購入。DIYを中心としたリノベーションを行い、地域の人たちとふれあう場の創出や空き家再生に取り組んでいます。
黒木さんからは「和田地区を日置市全体、鹿児島全体。ゆくゆくは、日本全体から注目されるような地域にしていきたいと思っています」と地域への思いが語られました。
▽村上さんによる講話
会場全体に会の目的が共有された後は、村上さんの講話に移っていきます。
講話では、村上さんの経歴や奄美大島に移住したきっかけ。
地域おこし協力隊時代の活動や、どんな風に龍郷町秋名でプロジェクトを生み出していったか……など、地域活性化の実体験をお聞きしました。
▽参加者から質疑応答
講話後は、参加者から質疑応答を受け付けました。
▽閉会のあいさつと次回の案内
最後は、副館長の下野さんよりご挨拶。
和田地区公民館へのアドバイザー派遣は、11月から来年2月にかけて、3回実施されます。2回目は同じく和田公民館で、12月16日の予定です。
こちらのnoteでも引き続きレポートしていきますので、地域づくりに興味のある方や地域おこし協力隊の方など、ぜひご覧ください。
▽関連リンク
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