人は「状態」ではなく「変化」を求める
こんにちは、カザバヤシです。
本日は僕が、以前知り合いから受けた悩み相談を取り上げ、回答がてら
それをベースに「現状の見直しはしておいた方がいいよね」っていう内容で進めていきます。
社員同士が仲良いいのに辞めたくなる会社ってのも、珍しいなと思います。
これに関してまず前提として、
『人は状態より、変化で人生を捉えている』ってことを抑えて頂いたうえで話を進めます。
旧態依然としたものには魅力を感じなくなってくるものですよ。
結婚して数十年も経てば異性として見られなくなったり、
数年ぶりに会った友人が、数年前と同じ仕事をしていてちょっと冷めたり、
新聞紙広げているオッサンが現代のなんたるかを語っているとモヤっとしたりするようなものですね。
僕も去年とやってることが同じだったら焦りますもん。
恐怖でしかないです。
それくらい、人は「変化」していかないといけない訳で、
「状態」続きで楽しめるほどには人間はうまくできていないんですよね。
だから、「状態」が続くと「変化」を求めます。
しかし、その会社は強固たる仲が故に仲間内に変化をすることができなくなっちゃっていて、体制を変えることも、変わった話をすることもできず、仲はいいのだがつまらない関係。
要するに数十年ものの夫婦になっているんです。
それでも社員たちは変化を求めているが故に外部に矛先が向くんですね。
その対象がお客さんってことだと思います。
そうなると、「あのお客さんのあの服マジセンスないよね」とか悪口で盛り上がって、変わらない毎日に少しでも変化を落とし込んでいるんだと思うんです。
ここまでがその会社の現在の構造です。
で、次に相談者さん自身の視点で見ていきます。
状態ではなく変化で人生を捉えるとしたとき、
どうやら相談者さんはその会社に対して、この先も今以上の変化を期待できず魅力を感じなくなったんだと思います。
それでも変化を求めるとするなら、当然転職が理想だと思います。
っていうのが、ささやかながらの回答になります。すみません。
しかし、こういうことを言うと
「でも、同じことを続けないと成果は出ないよ」と言う人が出てきます。
正直それちょっと思ったという方は、素直に聞いて欲しくて。
これはおそらく『状態』と『継続』の区別ができていないんだと思います。
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