失敗談を語ってみます
中間管理職を任されていた時のお話です。
仕事でみんなが1つの方向に向かって欲しくて
「みんながこうしてくれたらいい方に進むよ!」
こんな事をずっと言っていました。
そして中々思うように結果がでませんでした。
ひとり1人とのコミュニケーションをちゃんととりもしないで、私がやりたいことだけをみんなに押しつけていました。
今考えるとそれは上手くいかないよ〜と直ぐに思うのですが、当時の私はとにかく毎日のお仕事に必死で周りの様子をしっかりと見れていませんでした。
そして中間管理職の立場だから下の問題は私がどうにかしなきゃいけないと変に責任感を感じてストレスが積み重なっていきました。
ここからは負のループです。
どんどん仕事もストレスも溜まっていき、問題が大きくなって抱えきれなくなったところで上司に報告。
当時の私は誰も頼ろうとしませんでした。
頼ることが迷惑になると思っていました。
これは言葉を変えるとみんなを信用していなかったとも言えます。
みんなを信用していないのに私の言うとうりにしてと言っていました。
これでは仕事が上手くいくわけありませんよね。
今は人に頼らないと1人ではとても生きていけない環境にいます。
たくさんの人に支えられて生活ができていることを肌で感じています。
そして今までに感じたことのないくらい大きな感謝の気持ちが芽生え、私にもできることがある時は積極的に行動しようと心から思えるようになりました。
つい先日のお話ですがバス停で困っていた方がいました。
言葉が通じないかもしれないという恐怖を感じるよりも先に足が困っていた方の方に向かって自然に動いていました。
そして精一杯のイタリア語とジェスチャーで何とか力になることができました!
これは私にとっては大きな成長です。
人を頼ると感謝ができます。
感謝を感じれたことで困っている人がいた時は心から助けたいと思えるようになりました。
1人では生きていけない環境だからこそ経験できました。
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