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臍帯血バンクについて

池江璃花子選手の白血病発覚(告白)から話題にあっているものの一つに臍帯血バンクというのがあります。

「臍帯血」とはお母さんと赤ちゃんをつないでいる、へその緒や胎盤の中に含まれている血液のことで、「幹細胞」という体のさまざまな種類の細胞のもとになる細胞が豊富に含まれているそうです。たとえば、赤血球・白血球・血小板などの「血液のもと」となる造血幹細胞は高い造血能があるので、白血病や再生不良性貧血などの難治性血液疾患の治療に役立つとされています。

もう大人になっていると臍帯血を寄付するということは中々難しく、「骨髄バンク」の方に登録するというのが一般的だと思うのですが、これが妊婦だと「臍帯血バンク」への登録が可能になってくるのです。

せっかくタイムリーな時期に妊婦になっているの出来になってちょっと調べて見たわけですが、骨髄バンクのように入院や摘出のための手術が必要なわけではなく、出産時に通常であれば破棄されてしまうへその緒の一部をそのまま寄付するだけでいいというとってもお手軽な物でした。そもそも移植できる臍帯血を持っているかの審査は当然必要になってきますがそれもとてもライトな物。あくまでも私が通っている産院の話ですが必要なのは下記3点。

・海外渡航歴や過去の病歴などに関するアンケートの提出
・出産時に血液を1本分採決し、血液検査
・出産後4か月後に、その後大きな病気にかかっていないかのヒアリング(アンケート)

追加で入院期間が必要になるわけでもないので、せっかくならと思って準備を進めています。

当然、上記の追加項目を用意したとしても移植に適さない臍帯血である場合もあるし、そもそも私と合うドナーの方が現れない可能性も十分にあります。実際に骨髄バンクに登録されるのは寄付されたものの5割程度、そして実際にドナーの方に提供されるものはそこからさらに3割程度だそうです、それだけ、ドナーと白血球の型が合う人が少ないということらしいです。つまりは母数を増やさないと移植できる人の数は一向に増えないということ。であればどうせ処分されてしまうものなので、誰かに使ってもらえたらいいですよね。

実は今まで自分の血は割と重めの貧血だったため、献血の検査もクリアできずだったのですが、人生で1度あるか内科のチャンスだと思うので、臍帯血の提供についてしっかりと準備を進めておきたいと思います。また、これから妊娠される方が検討するきっかけになってくれるといいなぁと思っています。(産院によっては対応していないところもあるということなので、事前に病院に確認して頂ければと思います。)


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