kazのこんなカメラ①PENTAX SFX-n
不定期ながら手持ちのカメラを紹介する企画をやりたい。
私は東側のカメラが好きで、好みとしても手持ちのカメラの多くが1950年代~1970年代までに固まっている。
電池を内蔵しているカメラは1割あるかないかで、中でもAFの付いてるカメラはデジカメ含め3台しか持ってない。
100台中な。
意外と知られていないんだけど、私は西側のメーカーではPENTAX派だ。デジ一買った時に、一番お値打ちで一番お買い得な性能だった為。
なのでマウントの都合上、PENTAXのカメラは幾つか持っている。
先述したとおり、そもそも電池で動くカメラを殆ど持っていないため、フィルムさんぽの参加者さんからは
「kazさんデジカメ持ってたんですか!?」
AFやモーター巻き上げを使うと
「kazさんから聞こえてきちゃいけない音が聞こえる……」
とまで言われる。
持っとるわい!
話が逸れた。
そんな私が持っている、フィルムカメラで唯一AF機構を詰んだ電子カメラが
PENTAX SFX-nである
我が家でのあだ名は「ガンダム」。
なんか0083というか、GPシリーズの胸周りにデザインが似てない?
それでも僕は、連邦の士官だぁぁーッ!
カトキハジメデザインのカメラとかあったら売れると思う。マウスはあったね。昔。
個人的には大河原邦夫デザインくっそ欲しい。
・ガンダムッ!俺に力を貸せ!
この台詞好き。
さて、このガンダムくん。
製作は宇宙世紀0088……じゃなかった。1988年。丁度ミノルタのαショック後に作られたもので、超獣戦隊ライブマンや仮面ライダーBLACK RXとかトランスフォーマー 超神マスターフォース辺りに私が夢中になっていた時代のカメラだ。
シャッタースピード最速1/4000!
AF・プログラムオート・両優先対応!
DXコード対応!
と、正直普段の私の趣味嗜好からすると気持ち悪いくらいのハイスペックだ。
Gジェネで1年戦争期に自軍にフォーミュラ計画機がいるくらい気持ち悪い。
それくらい「ミライノカメラ」なだけあって、ぶっちゃけ滅茶苦茶使いやすい。設定をポチポチするだけであとはマシーンが勝手にやってくれます。
簡単によく写る。
PENTAX純正レンズならちゃんとAFが使える。シグマとかロシアレンズだと使えないけど。
たまに釣りなんかの写真がメインではない行動で使うととても使いやすくてよい。
そりゃ大型ジェガンタイプでは無理だ。
・えぇい、マイナーチェンジの癖に!
このカメラ、SFX-nと言うんだが、前身となるSFXというカメラがある。基本的には殆ど同じだが、シャッタースピードが1/2000までしかない。
いや1/2000って……うちのカメラは1/1000あればエリート組だし開放F2.8未満のレンズはスーパーエリートよ。
どちらのバージョンも滅茶苦茶安く叩き売られている。メルカリで5000円だったかな。
わかってる人の新品同様品の出品で、データバックは新品だった。
PENTAXのAF機は費用対効果がズバ抜けているのでお薦めではある。
・このマシンの弱点を知っているのか!?
このガンダムくんにも弱点がある。
シャッター音がバカでかい。
美術館で使うにはちょっと勇気がいるくらいだ。こいつより煩いシャッター音のカメラは、ロシアのZenit-Km plusしか知らない。
大好きだけどね。
他にも、ガワが大きい、持ちづらい、操作がややこしいと幾つか欠点はある。
だが、私の中では最強・最先端のフィルムカメラではあるのだ。
うむ、西側にしては見事……!と言っておこう。
機会があれば試しに買ってみるといいかもしれない。君も明日からガンダムだ!
kaz