フローリング終了、靴棚製作(というほどのものでもないけど)
前回、日没で断念したフローリングの残り3列を張り終えました。
墨など当然出さずに張っているので、やはり最後は若干斜めになり微調整が必要になります。
少しずつ、少しずつ段階的にフローリングの幅を丸鋸で落としていき、ごまかしながらとうとうフローリングが完成しました。
丸鋸でのフローリング縦カットもだいぶ上手くなりました。
やっと部屋らしくなってきた感じです。(上の青いスタイロ部分は相変わらずまだ漆喰を塗っていないところ、故にいまだ養生生活)
ソファはGOINGOUT FURNITUREのフォールディングできるものを購入。あまりキャンプはしませんが、クルマですぐ移動できるコンセプトにしています。ただ、シート生地がナイロン系の個人的には苦手な種類だったので、以前の部屋で玄関との間仕切りに垂らしていた布を掛けて使用中。
次は、いつまでも片付かず倉庫兼現場になっていた部屋のものの整理を始めます。
先ずは靴用の棚。ホームセンターでも置きはじめた光の一般的な有孔ボード用フックに、幅に合わせて1×4と1×6のSPFを置く感じにしました。
最近1×(ワンバイ)材がホームセンターでもだいぶ置くようになってきたのでいいですね。2×(ツーバイ)材に比べて軽いし、棚などに使いやすい厚さです。ちなみにツーバイフォーは2インチ×4インチの材料の寸法を表しています。なので、厚さ半分となります。
北米から届く針葉樹は大概SPFとなります。しかしこのSPF、スプルス・パイン・ファーと一緒くたにした材料になるので、どれがどの材料にあたるのか分かりません。だから建築現場では扱いにくいんですよねー。その上、伐採した季節やエリアによって木の特性が変わるため、文字通り輸入しないと品質が分らない材料です。ホームセンターで買うときは、棚にある一番いいものを選べますが、現場では。。。それでもJ(Japan)グレードという品質で送られてくるので、本国よりはいい材料なのですが。でも、そんなことを言ってると、木材全部が高上りになってしまうので。
日本の杉材を使いなさいと怒られそうですが、木目が好きではないんです。見えるところに使うと、どうしても和風になってしまうし、かといって檜は高いですし。。。
ちなみに杉は杉でも米杉(レッドシダー)は杉の種類ではないので、紛らわしいです。一番最初に訳した日本人に文句を言いたいところです。
その材料を必要な寸法でカットし、オイルステインを塗ることにしました。DIY界では説明のいらないWATCOです。色は、何となく複雑な色合いで、いちばん風合いを感じるエボニーにしました。
左から、塗ってすぐ、下半分拭き取り、塗る前
オイルステインは一回塗の拭き取りの木目が出る風合いが好きなので、ムラも気にせず塗ります。塗った直後にウェスなどで拭いていきます。時間がたつとその部分だけ染み込みが激しくなり文字通りムラになってしまうので、すぐに拭き取ります。
拭き取りが終わった直後です。
この拭き取った後のウェスの処分、注意しましょう。オイルステインなどの油分をたくさん含んだ布などを重ねておくと、一定の温湿度環境が整ったとき、自然発火することがあります。前職工場で、それらしい火事騒ぎがありました。その時は大事に至りませんでしたが、おそらく発火原因と推定されました。コインランドリーで油の付いた衣料禁止、という案内はこれと同じ理屈だと思いますが、本当のところはどうなのでしょう。
一晩放置して乾かし、完成。
初めて使ったWATCOの印象は、まあ普通のオイルステインでした。臭いもオイル系ですがそれほど強くなく、使いやすいです。
ちなみにオイルステインの臭いと言えば、
リボス=柑橘系のさわやかな香り、臭い改め匂いは間違いくいちばん好き
バトン=自然系塗料という納得いかないネーミング同様オイルの臭いがきつい!
プラネット=もうなんというか、漢方薬のような臭い 自然素材由来の臭いなのでしょうが、オイル系より苦手
オスモ=ちょっと担当者の印象が悪いことがあって、一度も使わずじまい
と、完全な主観ですが、臭い気にする方には参考になるかと。
棚をセットしてみました。何と効率の悪い収納でしょう!
ついでにベッドの頭のところにも、メガネ置きとしてセットしてみました。使い勝手が悪い時は、また別の用途に変更しますが。
話が逸れますが、光の有孔ボードフックも安いのですが、まとまると財布にきつくなります。そこで考えたのが、
5ミリのボルトにナットをつけてフックにしてみました。相当な重量でなければ十分いけます。何となくインダストリアルデザインっぽいし、ありかと。
冬が確実に近づいてますねー。漆喰の壁塗りも終わってませんが、そろそろ開口の断熱を考えなければいけませんね、ぼちぼち。