Apple Vision Proが発表になりました!

本日、恒例のWWDCにて噂にあったApple Vision Proが発表になった。ここで、現在わかっている限りで、既存のVRゴーグルとどこが違うのかを中心にまとめておく。

1.スタンドアローンのデバイス

Vision Proは、PCに接続して使用するのではなく、スタンドアローンのデバイスのようだ。既存のV Rゴーグルでもスタンドアローンのものもあるが、基本的には使用するにあたって、PCが必要となるところが大きく異なっている。

Appleはプレゼン内で、Vision Proを空間コンピュータ(Spatial Computing)と呼称しており、新しいカテゴリーの製品と位置付けて、売っていきたいようだ。

2.コントローラが不要

VRゴーグルは、画面内のカーソルなどをコントロールする際に専用のコントローラーを必要とするが、Vision Proは目、手、声でコントロールし、入力用のデバイスは不要となっている。

1.に加え、余計な付属品(PC含む)がなくても使えるというのは、使いやすさに大きく寄与するものと考える。

自分も、PS4用VRゴーグルを一時保有していたが、常にPS4本体との接続が必要だったり、細々したケーブルが何本も出ていたり、とにかく使用感がすこぶる悪かった上に、画像も思ったほど綺麗ではなかったので、購入して2、3回使用しただけですぐに売却してしまった。

Vision Proを装着するだけで使用できるのは、考えている以上に大きいと思う。

目によるアイコンの選択や、手・指によるコントロールはどれほど正確なのか非常に興味がある。

3.外の世界を確認しながら使用できる

VRゴーグルは、装着すると外の世界は基本的に見えない(今次発表の直前に外の世界も見えるVRゴーグルが発表されたようだが)が、VisionProは装着したままで外の世界が見られるし、見ながらの状態を維持しつつ作業もできる。

装着していると、外が全く見えないと、何かあるといちいちゴーグルを外して対応せざるを得ず、面倒であるため、細かいことであるが使いやすさに貢献すると思う。

4.値段がすば抜けて高い

1世代目のデバイスとはいえ、日本円で約50万円はかなりお高い。スタンドアローンのデイバイスであったとしても、VRゴーグル+PC本体の組み合わせよりも高くなると思われる。

まとめ

欲しいか、欲しくないかというと、欲しいし、新しいデバイスを使ってみたいとは思う。ただ、値段が高すぎる。まずは来年米国から発売開始で、段階的に発売対象国が拡張されていると言った感じであろうか。

とすると、下手すると日本発売は来年末近くなるかもしれない。とすれば、場合のよってはもう少し待つと、第2世代が発売されたりしないだろうか。

いずれにしても、久々に新しいデバイスの登場なので、今後も新しい情報を追いかけていきたい。

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