バーチャレ埼玉 ボランティア
8月12日(水)に埼玉県朝霞市で行われてバーチャレ埼玉にボランティアとして参加してきました。今回はそのことについて書こうと思います。
そもそもバーチャレとはVirtual Distance Challengeと言ってロンドンオリンピック800m代表で現在TWOLAPS Track Clubの代表である横田真人さんとTWOLAPS Track Clubの選手の皆さんを中心に企画された陸上競技大会です。
陸上競技をはじめとする様々なスポーツ大会が中止となり部活動に所属する中高生の多くが競技ができません。そんな中、所属する部活動ややっているスポーツは関係なく走っているシーンを動画に撮り、それを投稿してみんなで順位を競うというのがバーチャレです。
自分は当初からこの大会に賛同していました。自分自身高校時代は陸上部に所属しており県大会さえに進めない選手でしたが、陸上競技には熱心でした。今でも陸上競技が好きで走っています。
インターハイや国体など全国規模の大会に進める選手はごくわずかです。数多くの選手は地方大会で競技を終えます。学校によっては学内選抜があるところもあり、大会にすら出られない選手もいると思います。自分はどちらかというとそういう選手たちのために何かできればと思っていました。
また、自分は今市民ランナーとして走っています。マラソン大会などに出ると地元の中高生などがボランティアとして大会を盛り上げています。そういう中高生に対して恩返しというと大げさかもしれませんがなにかしらやってあげたいという気持ちもありました。
競技会でのボランティア活動にも興味があり参加したい気持ちはありましたが、コロナ禍の中で自分が他の都道府県に移動し、ボランティアとして参加することは良いことなのかと躊躇していました。そこでクラウドファンディングを募集されていたので支援をさせて頂いていました。
そんな中7月末にバーチャレが埼玉県でも開催されることを知り、ボランティアとして参加することを即決しました。開催を主催されたのは大谷遼太郎選手。正直言いますと、自分は全く知らない方でした(苦笑)。
大谷選手は埼玉県の浦和実業高校から青山学院大学駅伝部に。実業団を経て現在はトライアスロンの選手として活躍されています。
日時も場所も決まっていないのにボランティアに申し込むというおかしな話ですが、自分と同じ思いの人が開催を発表して僅か1日で40人ほどいたと聞いたときはさすがに驚きました(Track Town JPNで聞きました)
そこからは話がトントン拍子で進むという…会場は陸上クラブさんが抑えていた会場を使って欲しいとの連絡、陸上クラブや中学校陸上部の顧問の先生たちの連携、他で開催されたバーチャレのボランティアの皆さんなどの力添えもあり、わずが2週間という準備期間で大会が開催されました。
自分はボランティアスタッフとして「誘導・呼びかけ・力仕事」を担当(要は何でも屋さん(笑))でした。受付の設営、参加者に渡す荷物の運搬、会場にいらした保護者の誘導、3密や熱中症に対する呼びかけ。また、競技中の写真撮影をしたりといろいろと忙しかったです。
雷雨による時間変更などありましたが、大会は大きな問題もなく無事に終了することができました。
自分自身、今回ボランティアとして参加できたことは大変に良かったです。ただ、もっとこうしたかったとか、これをすれば良かったと思うことはあったこで書き留めておこうと思います。
①もう少し参加者を増やす行動をすればよかった
開催まで2週間という短期間でしたのSNS、陸上クラブや関係者への呼びかけが中心でした。時間がなかったですが、自分もSNSだけでなく、地元スポーツ店へのポスター張り出しのお願いや高校時代の先生に連絡を取ってみるなどいわゆる営業活動みたいなことをすれば良かったかなと思います。会場のある朝霞市周辺の学校からの参加者がほぼいなかったのも残念でした。
②保護者に対する配慮が足らなかった気がする
これは自分が担当していたということもあるのですが、自分自身の配慮が足らなかったかなと反省しています。競技の撮影をしていたこともあり、保護者が待機している客席に目を配ることができませんでした。途中、熱中症に対する注意喚起をさせて頂きましたが、3密に関してはできず。同じ担当のボランティアの方々も競技場内にいましたので、そこの連携も取れていませんでした。ボランティアが交代で客席にいて注意喚起・呼びかけなど出来ればよかったと思います。
と、今思うことはこんな感じでしょうか。何かあれば追記していこうと思います。
今回ボランティアと参加したことで当初の自分の思っていることが選手に伝えられたかな…と勝手に思っています。走り終わった後の選手や保護者の方の笑顔、大会を支えていたボランティアスタッフの笑顔…
どれも最高の笑顔でした。
コロナ禍の中、大会に参加してくれた選手や参加することに同意してくださった保護者の皆さんに感謝です。一緒に大会を作り上げ、盛り上げてくださったボランティアスタッフの皆さんに感謝です。
そして今回この難しい状況下の中、「バーチャレ埼玉をやろう!」と声を上げていただき、このような場を与えてくださった大谷遼太郎選手、EKIDEN NEWSさん、バーチャレ埼玉事務局の皆さんに感謝いたします。ありがとうございます。
打ち上げで次もあるような感じでした。次回も参加します!