台湾 食品スーパーランキング
こんにちは、Kazです!
先日台湾に行ってきましたので、台湾での台湾のスーパーの様子や日本食事情ついて気づいたことを、いくつかの記事に分けて書いていきます。
今回は、まず前提となる「台湾のスーパーってどこがメインなの?」ということをお伝えしていこうと思います!
台湾のポジション
本題に入る前に…
今回台湾に行った理由の1つは、「台湾は日本の食輸出にとって大切な存在だから」です。
以前、こちらの記事でもお伝えをしていますが、
日本食品の国別輸出額では、台湾は2012年に『第3位』、2022年に『第4位』にランクしています。
台湾は、アメリカに次いで大きな輸出国という事で、日本食を輸出する上で非常に重要なポジションである事がわかりますね、
という事で、「日本食の輸出先国として、台湾はかなり重要な国なんだな〜」という事だけでも知っておくことは大事かなと思います!
台湾の主要スーパーランキング
では、本題に入りまして、あくまでKaz調べですが、台湾のメインどころのスーパーマーケットを『店舗数順』に並べてみると、ざっとこんな感じ。
ご覧の通り、『全聯福利中心 (PX Mart)』と『美廉社 (Simple Mart)』がダントツで1番多いのが分かりますね、
3位の『家樂福 (Carrefour)』と比較すると2〜3倍の店舗数です。
「なるほどね、店舗数が多いということは、『全聯福利中心』と『美廉社』が売上トップを占めてるんだね、」と思いますよね…
違うんです。僕も驚きましたが、全然違いました…
『stockfeel』というところが発表している情報では、売上ランクでこんな感じ…
お気づきの通り、『美廉社』はどこへ…??
Stockfeelの情報によれば、『美廉社』の2020年の売上は『約132億元』ですので、『全聯福利中心』の約10分の1の売り上げです。(店舗数は第2位なのに…)
この情報がどこまで信用できるのかにもよりますが、「『美廉社』は店舗数はたくさんあるけど、そんなに売上は出てない可能性があるんだな〜」ということは意識しておくことができますね、
(ちなみに、Costco台湾の店舗数は14店舗です *2023年9月時点)
*参考までに上記売上の引用元情報です、
*1行目は『ブランド名』、5行目『2020 年營收額』は『2020年の売上』という意味
ということで、台湾のスーパーの売上・店舗数同時に1位が『全聯福利中心 (PX Mart)』であり、『家樂福 (Carrefour)』『好市多(Costco)』は売上も高く存在感があり、『美廉社 (Simple Mart)』は店舗数が非常に多いのが特徴である、という状況であることが分かりました。
以上、これから台湾に日本食を輸出しようとするメーカー様や商社様にとって有効な情報になれば幸いです!
次回以降は実際に店舗を見てきた様子をお伝えしていきますね!
日本食品の輸出でお困りの方がいらっしゃれば、お気軽ご質問ください!(海外営業戦略・市場情報・規制情報など、色々な点でサポートはできるかなと思っています)
では、今日も素敵な1日をお過ごしください!^^
Kaz
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?