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クリエイティブを集結させ、生み出される化学反応の面白さ
地方発のホテルエンタテインメントを創るという試みで始まった花鳥風月はホテルオークラ福岡さんのご支援のおかげで第4回目を迎えることとなりました。
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この花鳥風月はJazz×和太鼓×クラシックという普段はなかなか交わらない音楽が重なって生まれる化学反応を楽しめる空間となっています。
花鳥風月という名が示す通り”日本の美しい四季”もテーマとなっています。
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今回は花鳥風月、豊穣の音ということで秋の収穫を祝うステージとなり、その収穫を祝ってきた日本の”祭”がテーマとなりました。
博多の祭はもちろん、今回は”日本の祭”をテーマにどんたく、放生会、山笠、ソーラン節など日本各地の祭をテーマにこの日のために音楽監督・岩崎大輔さんが書き下ろしています。
この花鳥風月の面白さは毎ステージ、この日のためだけに完全書き下ろしで行われること。演出会議で話し合われたテーマを音楽監督のクリエイティブで見事に音楽としてアウトプットされます。
今回のステージは秋をテーマに各地の祭を新しい解釈で楽しんでもらえます。
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日本の伝統的祝い唄である長持唄、その中でも博多で歌われてきた博多長持唄を新解釈でアレンジし、美しいメロディとともに始まるオープニングは荘厳でいて美しい空間を作り出しました。
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今回は花鳥風月初のリズム隊の共演となりました。
メインの筑紫珠楽さんの和太鼓はもちろん、ジャンベの池田さんに広島から参加してくれたパーカッションの宮本さんでリズム隊がアタックを重ねていき躍動感や鼓動に訴えてくる高揚感を感じさせてくれました。
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さらにストリングス隊でバイオリン2本とヴィオラ、さらにコントラバスという四重奏が和太鼓とジャンベ、パーカッションと重なり合う音の豊かさを楽しんでもらえたのではないかと思います。
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そしてクラシックのラ・カンパネラを岩崎大輔さんのピアノと筑紫珠楽さんの和太鼓だけで表現する挑戦は今回の大きな見どころとなりました。
岩崎大輔というピアニストの技術と表現力をまたあらためて感じさせてもらえました。
と同時に我が社の音楽ディレクターとして博多にいてくれることの価値をまざまざと感じさせてもらいました。
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今回はステージも趣向を加えたステージとなっています。
照明演出をより引き立てるための美術装飾は会場に奥行きと照明の美しさを一層引き出しました。
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音響・照明・美術・映像を自社で全て揃えこのようなステージを創ってこれたことは私の仕事をする上での最高の喜びです。
そして何よりこのステージを生み出すに至ったのは友人でありこの業界の先輩の筑紫珠楽さんが私をこのステージ創りのパートナー、演出の一員に選んでくれたことでしょう。
そしてこの高い音楽性を監督してくれる岩崎大輔という才能が九州、博多の地にいてくれること。
そして彼らや私を取り巻く素晴らしい演奏者がいないときっと実現しないステージでしょう。
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それぞれの持ち場で最大のパフォーマンスを発揮しながら一つのものに昇華していくこれはまさに化学反応です。
クリエイティブが重なりながら化学反応していく面白さを最大限に感じるホテルエンタテインメント・花鳥風月に一度、足を運んでみてください。
こちらの花鳥風月 [Vol.1] の記事もご覧ください ↓
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