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アンメット 大傑作でした。

30年生きてきましたが、これほどまでに感動したドラマは初めてでした。全日本人にお勧めしたいドラマです。傑作すぎたので、感想を書き綴ります。ミヤビが日記を書いたのと同じように、忘れないように。
共感してくれる人、いますよね!!

(以下、ネタバレを含みます)

個人的に好きなシーンは、沢山ありますが、、

①ミヤビが初めて術師となり、手術を無事終了させた後のシーン(5話)
三瓶先生から「この景色を覚えておいてください」と言われてミヤビが見た景色。サポートのメンバーの温かい表情に、こっちも号泣。

②上記手術後の飲み会で、風間先生が星前先生に言った言葉。「この病院、チームとして、全科専門医レベルの医療が実現できてるってことじゃないですか?」(5話)
星前先生が全科専門医を目指している背景の描写、そして三瓶先生との口論があったからこそ、尚更感動しました。全話通して、千葉雄大の演技はとても印象に残っています。本当にお上手ですね。噛んでしまうシーンも圧巻でした。

③9話のラストシーン
ミヤビと三瓶先生の長尺シーン。14分ノーカットらしいです。
駄菓子屋に行っていたかというとりとめもない話から、深い話へとシフトしていく。セリフとセリフの間がすごく長く、印象に残っています。この時、ミヤビも三瓶先生も、ミヤビの記憶障害の本当の原因、そして治療は絶望的であることを知っていた。その背景を踏まえてこのシーンを見ると、なんとも切なく、悲しくなりますが、それ以上に温かい気持ちになれるのが素晴らしいです。

④ミヤビの手術シーン(10話)
8分で縫合を終わらせないといけないというシビアな状況。三瓶先生と大迫先生で両側から塗って、3秒残しで縫合。色々揉めていた2人が信頼し合う関係になり、また2人の努力が身を結び、大切な人を救うことができた。めちゃくちゃ泣けました。

、、と、感動シーンが本当に多かったと思います。最終話で伏線回収されたプロポーズシーンも、素晴らしかったです。まさに運命の人って感じですよね。

杉咲さん演じるミヤビの人間性にも惹かれました。
物静かで多く語るタイプではないけど、一言一言を本当に慎重に選んで、相手に寄り添った言葉を投げかけている。笑顔を絶やさない。辛い表情を見せない。素直。giveの姿勢。周りの人を大事にする姿勢。とにかく、相手志向なんですよね。皆から好かれているから、自身の手術であれほど皆が思ってくれるんですね。

僕が手術になった時、同じように沢山の人が応援してくれる、そんな人間になりたいなと思いました。

普段ドラマ見ないので存じ上げなかったのですが、杉咲花さん、ファンになりました。
このドラマを完成させるために、杉咲さんだけでなく関係者が本当に沢山の時間をかけた、と聞いています。だから、これだけの作品になったのだと思います。役者さん、スタッフさん達を尊敬です。ありがとうございます。

また、ミヤビに、杉咲さんの素がどのくらい入っているのか、気になります。他の出演作も見てみたいと思いました。

あと忘れちゃいけないのが、度々流れるテーマソング。あいみょんの「会いに行くのに」。
神曲すぎませんか。この曲が、このドラマを更に何段も上に押し上げていると思うんです。
切なさと明るさを兼ね備えている、あいみょんの曲は大好きです。

また、このドラマでは多くの大切なことに気づかされました。
・身の回りの人間を愛することで幸せになれる
・自分の中に光があれば、暗闇も明るく照らせる
・自分は1人じゃない。仲間を信じていい
などなど。

普段見ないのですが、学べることが多く、心を溶かしてくれるドラマもいいもんなだなぁと感じました。

終わりです!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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