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アメリカ大学 給付型(返済不要)の奨学金!Phi Theta Kappaとは?編入後も貰えるって本当?

こんにちは、Kazです。

今回はアメリカの大学、コミュニティカレッジに留学する上で、奨学金はもらえるのか。

というお話をしたいと思います。

僕の現在通っていたGenesee Community College はニューヨーク州の北の方にあるバタビアという小さな田舎町にあるニューヨーク州立大学系列(SUNYといいます)の2年制のカレッジですが、

年間の学費が60万円ほどとかなり安く通えています。

それにも関わらず、給付型の返済不要奨学金をもらうことができるのです。

しかし、留学した人が全員必ずもらえるわけではありません。

では、どのようにしてもらうことができるのか、説明していきます。

 

Phi Theta Kappa
 

これはアメリカのコミュニティーカレッジに通う学生のために作られた団体で、Honors Society、つまり名誉なことである証です。

 

この団体に入るには、自分で応募、とういうわけではありません。

 

アメリカの2年制カレッジにまず1学期通います。1学期終了した後に、学校のメールにこのPhi Theta Kappaから直接メールが届きます。

 

このメールが送られてくるには、1学期目であれば、GPA3.5以上であれば、招待のメールが送られてきます。

GPA3.5というのは、海外のコミカレでは決して高いものでもありません。

 

アメリカの大学、コミカレの成績はすべて統一されていて、

 

A+ ーーーーーーーーーーーーーー 4.0

A- ーーーーーーーーーーーーーー 3.76

B+ ーーーーーーーーーーーーーー 3.33

B ーーーーーーーーーーーーーーー 3.0

B- ーーーーーーーーーーーーーーー 2.76

...

 

という基準になっています。(多少の誤差あり)

 

留学生は、最低12単位(1つのクラスは基本3単位なので、4クラス)をとらなくてはいけないので、もし最低の4クラスを1学期にとると、

 

A-を2科目、B+を2科目でおよそ3.5になる計算です。

 

しかし、注意点もあります。

 

1学期目以降は、学期ずつで3.5以上ではなく全ての学期の合計GPAで3.5以上なので、

 

もし1学期目にGPAが3だとすると次の学期では4を取らないと2学期に奨学金をもらうことができません。

 

ただし、先ほども言いましたが、3.5を1学期目から取り続けることは決して難しくありません。

 

課題をしっかりやり、授業に出席し、ファイナルのテストの勉強も並程度やれば確実にとれるものです。

 

むだに勉強時間を削ってアルバイトをする人がよくいますが、1ヶ月でもらえる給料なんて高くありませんし、勉強時間もなくなり本末転倒。

 

結局アメリカでの就職はおろか、編入も成績が悪くては、日本のように簡単にできるものではないので、時間と労力の無駄。

 

ですよね。

 

しかも、このPhi Kappaはコミカレ卒業時に加入していれば、編入先の給付奨学金ももらうことができます。

 

勉強していれば、いいことありますよね。

 

唯一、デメリット?をあげるとしたら、入会時に1万円ほどの料金がかかることです。

 

しかし一度だけ最初に払うものなので、10〜20万円の奨学金がもらえ、編入時ももらえると考えたら、渋ることではありませんよね?

  

他にもメンバーになると、授業の教科書の割引ももらうことができます。

 

アメリカの大学は、教科書がばか高いです。

1万円から3万円までします。

 

なので、節約したい人にもおすすめですよね。

 

まとめ
 

以上でPhi Kappaの紹介を終わります。

 

アメリカでは奨学金がもらえるのか心配している人もおおいと思いますが、このPhi Kappa は一番メリットの多い、そしてもらえるチャンスが一番ある給付型の奨学金ではないでしょうか?

 

他にも、日本から出ている学生支援機構や〇〇財団もありますが、人数に限りがあったり、返済であったりと、条件が異なるのでおすすめはできません。

 

アメリカの大学、コミカレに入る予定の人は検討してみてください。


Twitterもやっているのでぜひフォローしてください。

Twitter: @kiam4real_

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