フランス語のリスニング難しい

9月に受けたフランス語の試験TCFの結果が2か月経ってようやく出た。

聴解 前回325→今回198 -127
文法 前回389→今回414 +25
読解 前回455→今回435 -20
総合 前回390→今回340 -50

7月受験の前回に比べて、リスニングの点が大幅にダウンしている。前回も今回も全く理解できなかったが、前回は適当に答えたら結構当たってしまった。

フランス語の聞き取りが難しいのは、発音される音が少なく、理解が追いつかないことによる。

まず、語末の子音が発音されないことが多い。例えば、猫を意味するchatという単語の最後のtは発音されない。このせいで同じような音の単語が大量にある。

文中の単語の並びによっては、さらに音が消えて圧縮される。例えば、英語のI love youを一単語ずつフランス語に置き換えるとje aime teとなるが、フランス語では目的語が代名詞の場合動詞より前に出て、なおかつ母音が連続する場合機能語の母音が消えるので、Je t'aimeとなる。3単語なのに2音節しかない。

このように、フランス語の聞き取りの難しさは、音自体が日本語とは異質すぎて聞き取れない英語とは、異なる要因に基づいている。(追記:英語でもnotとかbe動詞は短縮されるけど消失・圧縮のパターンの多さが英語の比ではないってことで)

それでも最近ようやくフランス語に馴染んできた(気がする)ので、12月に受ける試験でなんとかC2を達成したい。

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