見出し画像

【大学野球】宗山塁選手(明大)が「リーグ戦通算100安打」を記録・・・近年達成した選手とペースを比較


1.はじめに

 来月行われるドラフト会議で、上位指名が確実視されている明大の宗山塁選手(4年・広陵高)が、今月28日の慶大戦で「リーグ戦通算100安打」をマークした。また、この試合では3安打を放ち、通算安打を102本に伸ばしている。
 100安打まで残り1本として慶大戦を迎え、3回一死の2打席目で慶大・外丸投手(3年・前橋育英高)が投じた内角高めへ食い込むカッターを詰まりながらも振り抜いて、ライト前へしぶとく落とし、史上34人目となる通算100安打を達成。決して失投ではなく難しい球で、宗山選手の内角をシャープにスイングできる高い打撃技術で安打にした。今季は最低でも残り7試合以上はプレーできるので、安打数をどこまで積み上げていくのか注目される。
 100安打を超えてきたのは、5年前に113安打を放った柳町達選手(慶大-ソフトバンク)が達成して以来で、毎年達成されるような記録ではない。過去に達成した多くの選手は卒業後に社会人やプロへ進み活躍を見せている。来年からは、プロの世界で活躍が期待される宗山選手だが、4年間で積み上げてきた安打のペースを直近に達成した選手と比べてみたい。

ここから先は

687字 / 2画像
この記事のみ ¥ 150
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?