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【大学野球】第55回明治神宮野球大会 出場校紹介
1.はじめに
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11月20日〜25日に行われる第55回明治神宮野球大会へ出場するチームを、これまでの試合を参考にしてチームカラーをまとめた。
2.直近5年間の優勝チーム
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過去5年間で東京六大学代表チームが3度優勝。優勝チームは全て関東地区から、準優勝チームも概ね関東地区の大学となっており、神宮球場から離れた地区の大学は苦戦している。なお、2020年はコロナ感染拡大防止のため大会は中止された。
3.出場11チームの今季の戦いを振り返って・・・特徴や注目選手に加えて初戦先発投手を予想
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各連盟、地区から勝ち上がって出場権を得た全11チームの今季の戦いを振り返り、それぞのチームの特徴や現在の状態をまとめ上げた。今大会の出場チームの中に初出場校はなく、過去に何度も出場経験がある総合力の高いチームが揃う大会となった。
先日のドラフト会議で指名された選手が育成指名2選手を含む計12選手(【表3】参照)が出場し、大学野球としては最後の公式戦となる事から各選手が集大成を見せるプレーにも注目したい。
この大会は毎年、晩秋に開催されるため日没前後から急激に気温が下がる厳しい条件の中での試合も覚悟が必要となる。勝ち上がるためには、短期間での連戦となるため各チームの投手起用も鍵となる。また、神宮大会は選手権と異なりDH制ではないので、投手の打撃力やサインプレーもポイントとなる。
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3.(A)🏆札幌大
《北海道2連盟代表=38年ぶり9回目)
春季リーグ戦は3勝7敗で4位に沈んだが、今季はシーズン序盤は投手陣が踏ん張り、中盤からは打線が活発化し、7勝3敗の成績で混戦のリーグ戦を制した。リーグ戦の勢いも味方につけて、函館大との神宮大会代表決定戦では2戦とも大差で完勝し、38年ぶりの神宮大会出場を決めた。
チーム防御率はリーグ4位、チーム打率も同2位の成績だったが、出塁した走者を犠打よりも積極的に盗塁を敢行して進塁させ、得点につなげる野球が持ち味。チーム16盗塁はリーグトップ。
春季リーグ戦を優勝し、今季は開幕3連敗が最後まで響いて2位に終わった星槎道都大より選手個々の力は劣るが、各打者がそれぞれの役割を果たして得点に結びつけた。上位打線を打つ伊藤選手(3年・白樺学園高)、桑田選手(3年・旭川大高)、吉澤選手(3年・札幌山の手高)の3名はリーグ戦の出塁率が4割を超える活躍。ここに春活躍し、秋は怪我のためリーグ戦中盤から出場している佐野選手(4年・札幌大谷高)が状態を上げてくれば、高校時代に神宮大会を制した経験もありチームが勢いつく。神宮大会で打線が揃って機能するようだと得点力が高まる事が予想され、試合を優位に展開できそうだ。久々の神宮大会出場で、初戦の戦いに注目したい。
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