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【プロ野球】柳川大晟投手(日本ハム)のクローザー抜擢から見えるもの・・・若手投手に対する育成ポリシーの崩壊

1.はじめに

 九州国際大付高校を卒業後、育成ドラフト3位指名を受け日本ハムに入団した柳川大晟投手(21歳)。3年目を迎えた今季は、2軍の試合で着実に結果を残し続け、5月に育成契約から念願の支配下契約を勝ち取った。
 支配下へ昇格後まもなく、5月下旬にチームは柳川投手をコールアップして1軍初登板を果たした。育成選手として苦しい時期を乗り越え、期待に応える素晴らしい成長を見せている。
 ここまで(9月15日現在)、1軍で18試合に登板しているが、個人的に現在の柳川投手の起用法について、今後の本人のキャリアを考慮すると、今すぐにでも役割を変更すべきだと強く思っている。どのような起用法に問題があるのか、またその理由をこのチームが抱える問題と並行して説明していきたい。

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