確率60%をどう見ますか?の話
もし今日の降水確率が60%だったら
何らか雨対策をして外出されますか?
傘を準備する方、何も準備しない方
降った時に傘を買えばいいと考える
状況対応型の方もかいると思います。
考え方は人それぞれなので正解はない
のですが、「安心感」という感覚から
考えると準備してた方が雨が降っても
慌てなくてすむのかなと思うわけです。
話は変わりますが、
とあるデータをまとめたグラフがあります。
公益財団法人生命保険文化センターが厚生労働省「介護給付費等実態統計月報」、総務省「人口推計月報」の各2020年7月データを元に作成
何のグラフかというと年齢別区切りの
要介護認定率をグラフにしたものです。
とても分かりやすくて参考になります。
要介護認定については改めて書きたい
と思いますが、容易に言えば何らかの
介護を必要とする状態になることです。
病気や怪我を原因とする場合もあれば
ガンや認知症が原因の場合もあります。
80歳以降急に認定率が上がり85歳を
過ぎると約60%の認定率になります。
あくまでも統計なので参考指標ですが
この表を見て感じるのは70代までが
親子でお互いの人生観を確認できる
1つのターニングポイントになるなと。
親の人生、子の人生
もし親が介護認定を受ける事になれば
親も子もそれまでの生活リズムや生活
環境が変わることもあるし経済的にも
何らかの変化があるかもしれません。
と考えれば、
どこかの機会に親と「介護」について
お互いに思っている事を話しておく事は
互いの価値観や人生観を尊重して人生を
過ごす上でとても大切だと思うわけです。
この先、親が介護認定を受けるかどうか
なんて誰にも分かることではないけれど
85歳以上の要介護認定率約60%
この統計をどう捉え、どう備えるかで
親子共々人生計画が変わる気がします。
ちなみに
降水確率60%は絶対に傘を準備すると
答えた友人に介護認定率の話をすると
ウチはピンピンコロリで頼むと伝えとる
と言ってました。
ま、親の事をいろいろ心配するよりも
まずはそんな会話が出来る親子関係で
ある事が1番の安心かもしれませんね。
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