現在の PCにあるOffice製品にPowerPointやAccessが追加できるのか?
答えは条件付きで出来るです。できないのはサポートが終了したバージョンやボリュームライセンスと個人向けライセンスの製品を組み合わせる場合にはできません。
まずプレインストールのOfficeのおさらいから
そのPCのみで使用可能なライセンスがついている「買い切り型」の製品。
・ライセンス認証にはMicrosoftアカウントが必須(註1)
・インターネット接続が必須(註2)
・他のPCにライセンスを移行できない。
・Office2021の場合「サポート期限は2026年10月」
・Microsoft ストアアプリ版がインストールされている。
以前のインストール形式はMSI形式(Office2010まで)でしたが後継のOffice2013からインストールメディアが廃止されるとともに「クイック実行形式」というものに切り替わりました。しかし2017年秋から出荷分のプレインストールのOfficeはさらにそれらと違うMicrosoft Store形式でインストールされています。
購入したPCにOffice2021がプレインストールされていて「しまったパワポが無かった」と思ってしまう方も多いと思います、好みのPC本愛があってもOfficeはカスタマイズできない!電気店店頭ではよくあることです。
現在のプレインストールの製品は
Windows11(10があればグレードアップ可能か確認しましょう)に以下の製品が始めからインストールされています(PCを初期化したり出荷時の状態にするとライセンスは消えます)
Office Personal2021
Excel・Word・Outlook ※PowerPointはありません
Office Home&Business2021
Excel・Word・Outlook・PowerPoint ※Accessはありません
Office Professional2021
※ほとんど売られていないので割愛します。
インストール形式の見分け方
Officeアプリを開いて、ファイル>アカウントと進む
ここにバージョン2110(ビルド14527.20072)クイック実行とあります。この場合はクイック実行でインストールされています。
赤枠の様に「Microsoft Store」と記載がされていた場合は購入したものをそのままインストールすると先行しているExcelなどが消えます。あらかじめプレインストールされたOfficeを「クイック実行」版に再インストールしておく必要があります。(註3)
これはMicrosoftサポートの公式ナレッジを見た方が早いです(この際にMicrosoftアカウントが必要です)ストアアプリ版 Office の再インストール方法(MicrosoftサポートSway)
https://onl.bz/dWbgzRF
ここのアンインストールおよび<参考> デスクトップ版 Office として再インストールするを行います。
そのあと購入した単品製品をインストールします。これでOKです。ホントは Microsoft 365 Personalをサブスクした方がいいのですがね。
(註1)法人向け窓口で販売される一部のライセンスは除く。またサイン
インしたMicrosoftアカウントは、携帯電話番号と別のメールアド
レスを必ず登録して定期的Microsoftのオンラインサービスにサイ
ンインが必要。
(註2)インストールおよびライセンス認証の際に必要。長期間、イン
ターネットに接続していなかったり、インストールされた場所
と異なっていたり、ライセンス認証したMicrosoftアカウントと
違うアカウントで長期間サインインして使用する場合は、定期的
に「ライセンス認証」を求められます。
その際には「絶対にインターネット環境」が必要です。
(註3)Office Personal2021にPowerPoint2016など古いバージョンをイン
ストールする場合は「先に古いバージョン」からインストールを
実行します。
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