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自分と向き合う時間

大怪我をして自分と向き合う時間が増えたので、らしくないですがそこで感じた事や思った事を言語化して残そうと思いnote始めてみます。


2023.03.01     【  前十字靭帯断裂  】

東北選抜に選抜され第37回デンソーカップチャレンジサッカーに出場した。東北選抜は大阪で行われたプレーオフ大会で優勝し茨城ひたちなか市で行われる本大会への出場を決めた。
そして本大会の3月1日の試合中に接触で前十字靭帯を断裂した。この時期に長期離脱、痛みよりも絶望が大きかった。負傷した時には、時の流れが遅く、モノクロの視界、音もまったく聞こえない、あの感じは今も覚えている。
落ち込んでいる自分に声をかけてくれた仲間、仲間の存在にとても救われた。自分は試合には出れないが最後まで東北選抜の一員としてチームの為に自分ができる事探し行った。最終的に東北選抜は4位でデンソーカップを終えた。


今は手術を終えリハビリに励んでいる。初めての大怪我、復帰が半年以上の長い道のり、サッカーが出来ないもどかしさ、それにチームメイトから3名の内定者がでて、デンソーから帰ってきてから練習参加にいっている選手がいて、周りが内定を決めていく中自分もと思うところがある。
デンソーカップの時にプレーオフ選抜のコーチの中村憲剛さんに声をかけていただいた。
焦るな、絶対焦るな、焦ってもなにも変わらないし良いことなんてない
だから焦らない、今出来ることをやるだけ。
長いリハビリの中で時には苦しく難しいメンタリティになることもあるだろう。その時には支えてくれる家族、友人、恩師、チームメイト、監督、スタッフ、トレセンの馬目さん、手術をしてくださった齋田先生、若山先生、病院の方々、応援してくれてる人のことを思い出して頑張る。怪我をして沢山の人に支えられていることに気付き、改めて感謝しないといけないと感じた。

またみんなで喜び合いたい


また入院中に沢山の人と出逢え、かけてもらった言葉がある。
好きなことに本気になれるって素敵な事、挑戦し続けることが大切。
心を開いている人にはいい出逢がやってくる、その人達を大切に
気持ちには引力があるからその気持ちを持ち続けると良い
一度きりの人生楽しんで
小さな変化に気付き、何事にも感謝できる人でありなさい
怪我してわかるでしょ、いつもどれだけ幸せか、これを忘れちゃだめ』と。
また同じサッカーをしていて前十字再建を3度目の人から多くの勇気と元気をもらい、励まされました。お互いに復帰して怪我なしねと約束した。


出逢いと繋がりを大切にしていきたい

最後に
プロサッカー選手は狭き門で、誰しもが憧れ、目指し、選ばれた人しかなれない。
この時期の怪我で周りは無理だねと言わなくても思っていると思う、諦めるのは簡単、俺の人生自分で決める、応援してくれてる人と自分の為に。
復帰までの長い期間で自分自身と向き合い、一歩一歩確実に積み重ねていく。
この経験がまた自分を強くしてくれる。そして以前よりも良く、強くなれることを証明したい。

毎日を最高の1日に!


最後に笑う。

ありがとうございました。

・名前:寺田一貴(てらだかずき)
・生年月日:2002/01/22
・出身:千葉県
・現在:宮城県
・経歴:国分sc→s-p.fute→日本体育大学柏高校→仙台大学
・競技:サッカー(DF)
・目標:プロサッカー選手になって活躍
・趣味:映画鑑賞・出かける事・温泉



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