現段階で定義するとしたらCBDとは一体“何”なのか?
タイトルで問題提起しておいてなんなんですが、
実際のところ、何とも言えない。(えw)
決して私が真面目すぎるということではない。(はず!)
だって、そうとしか言いようがない。
よく、きかれるんです、「CBDってなんですか?」と。
何っていわれても、何と説明したらいいか、いや、一体CBDって何なんだっけ?あれ?w
CBDを説明するとき、それは『カンナビノイドの一種』であり『大麻草から抽出される(大麻草が生成する、大麻草が合成する)化合物』であり、そして、『我々ヒトをはじめ、多くの生き物の細胞に広く作用して身体恒常性維持システムに一時的な変化を起こす物質』と説明する。
で、それが何なの?というと、その『身体恒常性維持システムに一時的な変化を起こす』ということが、どれほどか凄まじいことなんです。(が、おそらくこの一文で理解で切る人は、めちゃくちゃしっかり勉強したり研究したりしてる人だけだと思う。)
既存薬剤のように、単体の効能としてみたら、抗炎症や抗酸化や特定の受容体に結合して細胞活性を起こす、など、その『起こる現象の事実』だけつまみあげて説明することはできるのですが。
身体恒常性維持システムに関わる物質
なのです。恐ろしいと言っても過言ではない物質です。危険とか言う意味ではなく、なんか凄いから恐ろしいんですw
身体恒常性とは、を説明しようとすると、うーーーん、文章ではなかなか、、、。まだ、これの説明をしっくりくる文章で言い表せずにいます。
医療や治療の括りでも、『治るちから』『回復作用』などと言えるは言えるんだけど、それですらあまりに端折りすぎてて不十分なんです。
『身体恒常性維持』この言葉の中に、身体内で起こる多様で複雑な仕組みをいくつも経ていまの一瞬のこの『命という現象』が起こっていることが含まれるので、何に喩えようもなければ、この一瞬に辿り着くまでの前の一瞬をすべて説明しようとしても全然無理なんですw
本来、身体恒常性維持に必要なカンナビノイドは内因性物質の方です。
体は内因性物質完結で身体恒常性が維持されるように作られています。(できあがってきました、と言う方がいいのか?)
しかし、文明の発展やそれに付随する(のかしないのか)環境の変化を一因として、内因性物質だけでは賄いきれない状況ができつつあって、そこへきて、何千年も前から存在していた大麻草という植物の作り出すカンナビノイドが、やっとここ数十年で研究されはじめ、それこそが内因性物質の働きを補助し、生き物が本来もっているポテンシャルを底上げし得る可能性を持っていることがわかってきているんです。
「なぜ、このタイミングなのか?」
考えずにはいられないでしょ。考えてもわからないんですけどね。(仮説しかたてられない。)
『健康になるのか?』『病気が治るのか?』『美しくなるのか?』と、まだ問う段階ではないんです。まあ、求めて使えばそうなるだろうけど!(使い方が大事なんだけどそれもまた一概にこうとも言えずw)
そんなことを考えているから何と定義することもできなくなってくるんですよね。まあ、どの角度から見るか?なんでしょうけどね。
薬にしたければ薬になり得る可能性を、サプリにしたければサプリになり得る可能性を、何か他のものにしたければそのものになり得る可能性を、それぞれの専門家が追求していってくれるだろうと思っています。
まるで量子の動きのようですね、想定したレベルではそのように働いてくれるのではと思います。
ただ、漠然と思うことは、「これまでの概念でこの物質を見ても“裏切られる”んじゃないかな?」ということ。
逆説的に見る、とか、既存概念に当てはめるのではなく、カンナビノイドありきで既存概念が出来上がっていると言わざるを得ない状況が、少しずつ、玉ねぎの皮を剥くように、ハスの花がひらくように、わかっていくんじゃないかな、と思うんですよね、なんとなくですが。
と、いうことで。
わたしなりに、書きながら、CBDを定義できる「なにか」が思い浮かぶんじゃないかな、と期待しましたが、だめだった、今回は出てこなさそうですw