ドトールで感じた消費税とキャッシュレス決済のこと
近所のドトールに行きました。近所のドトール、入りやすくて好きなんです。
ご老人のたまり場になっていて、店員が近所の人とおしゃべりしていて、お土産の交換なんかをしている。
とはいえ常連ばかりというわけでもなく、一人で勉強している人やビジネスマン、大学生ぽいカップル。
いつも適度に賑わっていて、適度に席が空いています。
とても入りやすい。好き。分煙はイマイチで店中タバコ臭いので、そこはあまり好きじゃないけど。
☕️
「店内でお召し上がりですか?」「はい」
メニューを見ると、ミラノサンドBは「イートイン:489円、テイクアウト:480円 (税抜価格:445円)」おお、これが軽減税率。
メニューの差し替え大変だったろうな。でも、そういうイベント前の大変さって案外祭りっぽくてきらいじゃない。メニューを差し替えた人たちは、どういう思いでやっていたのだろうか。
消費税といえば、辻仁成さんがフランスの消費税についてブログに書いていました。
税込価格と税別価格、どちらが良いか問題。私は消費税いちいち意識するの面倒だから、税込表示が好きです。
思えば消費税5%のころは税込表示が多かったのに、8%になった時に税別表示(ちっちゃく税込が書いてある)ばかりになった記憶があります。
調べてみると、法律では税込表示が義務付けられていて、でも2013年10月から2021年3月までは特例で税抜価格でも良いんですね。知りませんでした。
「消費税8%からすぐ10%になるから、小売店側のラベル差し替えが面倒だろう」ということで特例ができたのに、ちっちゃく税込価格を書くんだったら、差し替えの手間は同じなんだから税込価格を大きく表示してほしいですけどね。少しでも安く見せて買わせたい意図を感じる…
あと結局、軽減税率で飲食店はめちゃ手間かかってるような…
そう、軽減税率。
余計な手間を増やすだけでムダと言う人もいるけれど、水、電気、ガス、米、卵、小麦粉、弁当、パン、赤ちゃんのミルクやおむつ、介護用品なんかの消費税が下がってくれたら、どんなに助かる人がいるだろう。
と思うと今回取り入れてみたのは良い気がします。これを機に、ほかの日用品の税率を見直す議論が盛り上がったら良いなとか。
でも、あまりに細分化しすぎると、新たな商品が出てきたときに消費税がいくらになるのか毎回考えることになる。それも、特に売る側にとっては大変な話ですよね。
☕️
「お会計806円です」「クレカ使えるんでしたっけ」「使えません」
ドトールは(ほかのカフェチェーンも割とそうだけれど)クレカが使えない。楽天ペイも使えません。交通系カードは使えます。
そうかそうかと現金でお支払いし、ミラノサンドBとカフェオレを待っていると、男性客が入ってきました。
「クレカ使えますか」「使えません」「えっ」
運ばれたミラノサンドBを頬張っていると、女性グループも入ってきました。
「クレカで」「使えません」「楽天ペイは」「使えません」「えっまじ?!使えないの?!そんなことあるんだ!笑」
やっぱクレカとかpay系のものって楽だし、ポイントつくし、ポイント貯めるなら1つにまとめたいし、小さいお店でも使えるところが増えてきたので、チェーン店で使えないと少し驚くんですよね。
個人店は使えないかもと思って入るけど、ドトールくらいの全国チェーンなら使えるでしょって期待した結果、「まじ?!」という反応になるんだと思います。
それでもドトール行きますけどね。入りやすいし。ハニーカフェオレ好きだし。
☕️
消費税が8%になり、地方から東京に働きに出てきて6年くらい。
クレジットカードを利用する機会が少なかった社会人1年目、会社の先輩にクレジットカードでポイントを貯めることを教えてもらい、なるべくクレカを使うようになりました。
去年くらいから〇〇payが流行ってきて、なんでもモバイル決済で支払うようになり。
で、それらが使えないと驚くくらいに浸透している。
世の中の流れ、めちゃめちゃ早いですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?