『服好き日記 #7』オシャレをするなら、ダサいくらいが丁度いい。
さて、本日は2024年3月18日。毎日投稿する日記を始めて7日目。1週間が経ちました!3日坊主にはならずに済んだ(笑)
さて、コレクションも発表され、今後のトレンドはどうなることだろうと考える日々ですが、ふとストリートルックやSNSのコメント欄を見ていると、数年前に流行し少し前じゃダサいと言われていたファッションが、また火を灯そうとしている。そんなふうに感じます。
こんなことを考えると、やっぱりファッションは、リバイバルなんだな。なんて思いますね。
火を灯そうとしている、リバイバルアイテム。
それは例えば、adidasのスリーストライプのパンツです。
コロナより前だったでしょうか。私が中学生になる頃に流行っていた記憶があります。今じゃ、あれはダサいですが、その時はイケてるスタイルだったのでしょう。
あのパンツは、当時の私じゃ手が伸びる価格ではなく、代替え品を、、と思いフリマで買ったのを履いていました(笑)ちょうどフリマが話題に上がりはじめた頃で、今に比べれば規制とかも少なかった気がしますね。当然、ニセモノも多かったです。
話は戻して、やりらふぃーとか言われるこのadidasのパンツが、リバイバルしそうだなと。そして、いま私も欲しいなと思っています。
やりらふぃーとか言われてたので少し前じゃダサいと思ってましたが、adidas × BALENCIAGA が出てからスリーストライプとモードの相性がかっこいいことを知り、それをきっかけにadidasのパンツをもう一回履きたいという気持ちになったわけです。
その後、Pinterestってアプリでadidasパンツを吐いているストリートスタイルを見ていくと、意外にも結構おしゃれなスタイルが多い。
上下、adidasのジャージで合わせている人は、なんだか一周回って新鮮な印象。
上にジャケットを合わせている人は、なんとも表現はしづらいがかっこいい。フォーマルスタイルと部屋着のはざま、両極端に属さない絶妙なその組み合わせはクセになるバランスといえます。
そういえば、adidasのジャケットもこの頃流行ってますよね。しかも、割とタイトめで流行ってる。これも、少し前じゃダサいと言えたアイテムなのではないでしょうか。adidasのトラックジャケットとタイトの組み合わせ。2年くらい前にそんなスタイルで街を歩いてたら、ダサいの極みなんて気もしなくはありません。
オーバーサイズじゃなくて、今はタイトがかっこいい。むしろ、オーバーサイズのadidasのジャケットは今じゃ逆にダサい感じもしたりしなかったり。
なんだか、そういう視点で見てもファッションってのは面白い。
あとはなんだろう。ボリュームのある靴(いわゆるダットスニーカー)とか、スキニーパンツとかでしょうか。
スキニーは定番アイテムといえますが、数年前じゃこぞって履いていたパンツ。それが、今年の秋冬か来年の春夏あたりから復活する気もします。
というのも、ここまでワイドシルエットが流行るとその反発でタイトシルエットがトレンドになると考えられます。
これはトレンドじゃよくあるお話で、たとえばフォーマルが流行した次はカジュアルが流行るとか。
実際、adidasジャケットみたいにタイトもかっこいいというイメージになってきているので、ありえない話じゃありません。
けど、再流行といっても以前とは何か違う。そう感じませんか?
そう。リバイバルといえど、そのアイテムがそのまんまリバイバルするわけじゃない。着方やデザイン、またはスタイリングするバランスはその時に合わせて変化していきます。
例えば、adidasのパンツだったらワイドシルエットに変化していますし、スリーストライプが変形したものが提案されていたりもします。また、トップスもパンツもタイトだけけれど、服と服の組み合わせは昔の流行とは違ったり。
これは、そのときの話題や生活する上でのニーズ、あとはかっこいいと思う感覚などで柔軟に変化していくものなんじゃないかなと思います。その中で、トレンドに囚われすぎず私たちは私たちなりのオリジナルスタイルを生み出すことも多いのが近年のファッション。
それなら、もはや、ダサいアイテムくらいが丁度いいのかも知れません。ダサいと言われるアイテムを、どう上手に着こなすか。それが、ファッションの最前線なのではないか。
最近、わたしはそんなことを感じる瞬間がよくあります。
それでは、また明日お会いしましょう。
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