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refomedデザイナー安藤さんと対談。24SSコレクションのこだわりや裏話を語っていただきました。
今回のブログは、デザイナーインタビュー企画。昨年もインタビューさせていただいたrefomedデザイナーの安藤さんをゲストお迎えして、refomed 2024春夏コレクションについて色々お聞きしました。
シーズンテーマのバッグストーリーやこだわりのポイント、作業着の歴史など。たくさんのことが学べる今回のインタビュー記事は、過去最高に面白い気がします。ぜひ、最後までご覧ください。
安藤さんにインタビュー。
(インタビュアー)YUSHIN ー
refomed のコレクションを拝見させていただきました。今季のコレクションテーマが「老舗作業店」という事でしたが、このルーツを教えてください。
安藤 ー
はい。 浅草に80年ぐらい続いているある作業着店があるんですよ。なんだろうな。こんなことを僕が言っていいのか分からないですけど、 作業着屋さん界だと、「作業着界のエルメス」的な高級作業着店みたいなのがあって、実際に今も続いているお店なんですよ。ただ、別に許可取ってるわけでもないし、 老舗作業店という表現にしているんですけど、実は浅草の古い作業着屋さんの歴史とかを辿って作ったコレクションです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131813780/picture_pc_fa56d9d5a3e553144939f1c4800020ba.png?width=1200)
YUSHIN ー
面白いルーツですね、こうマニアックな。
安藤 ー
そうそう。 結構マニアックだど思いますね。それこそ僕のおじいちゃん、おばあちゃん世代の人に聞いたらもしかしたら知っているかもしれないみたいな、というところです。
YUSHIN ー
なかなか高級な作業着っていうイメージはないですよね。なんだろう、 作業着というとすぐ買い替えもできるような某作業着メーカーをイメージするので、このテーマはとても面白く感じます。
安藤 ー
なんか、 作業着ってなるとやはり買い替えるイメージになると思うんですけど、 生地の風合いだったりとかは長く着ていそうな感じをイメージして作りました。よくその浅草の作業着店のお客さんなんかは、「基本作業着ってすぐ買い替えるけど、ここのものは5,6年持っちゃうよな」みたいなことをよく言うらしくて、そういうのも面白いなと思って。
YUSHIN ー
そうなんですね。そんな面白いテーマで作られたコレクションですが、 今季イチオシのアイテムはありますか?
安藤 ー
んー、どれもって言いたいんですが。コーチジャケットとかは今まで作ってきたことのないようなものなので推しのアイテムではありますね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131810663/picture_pc_2162d23c0e5140f06b0415dc9a8a79e4.png?width=1200)
YUSHIN ー
(インタビューのタイミングで)丁度、発売されたやつですかね。丁度インスタで見ました。かっこいいですよね。
安藤 ー
そうです。本来みんなが見慣れているような、なんならちょっとこう、ダサいかもみたいに言ったらあれですけど、かなりラフなものをどうやったらいい風合いで見せれるかを考えて作りました。あとは、定番ものは毎年押しです。
YUSHIN ー
そういえば、今着てるこれ。ちょうど発売日によく行くお店に行ったら「これいいよ」って店員さんにオススメされて即買っちゃいました(笑)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131813046/picture_pc_ab732b229d2c26e44b702fa46c9bd536.jpg?width=1200)
OLD MAN TRACK JACKET ¥29,700
パンツは、2023ssのBASEBALL KNIT PANTS
安藤 ー
それ買ってくれたの!ありがとうございます。たしかにその辺のトラックジャケットとかはめちゃくちゃ推しですね。
YUSHIN ー
この黒と水色の配色がかわいいのでお気に入りです。
安藤 ー
なんか、運動着とかジャージとかって意外と作業着に転換されることが多くって、そういう所から紐づけて毎回スポーティーな要素とかも入れてるっていう感じですね。
YUSHIN ー
そういえばそうですよね。 前回もベースボールパンツがモチーフのパンツとか出てましたもんね。
安藤 ー
そうそう。それと、 僕が今着ているこれ。この後発売されるものなんですけど、 耳の部分が開いているパーカー。これもおすすめです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131810765/picture_pc_107b907765720f5e051b8866d36e2a8d.png?width=1200)
YUSHIN ー
へぇ!耳が見えるパーカーって面白いですね。(refomed って)凄いありそうでなかった、使い勝手の良いお洋服が多いですよね。 ちなみに、 耳が開いているパーカーのルーツってあるんですか。
安藤 ー
危険察知のために耳をふさいじゃいけない作業現場があったりとかして。それがルーツです。
YUSHIN ー
そうなんですね、面白い、、。次の質問なんですが、コレクションを作る上で拘った点を教えていただきたいです。それと、前回のインタビューではルックに登場する小道具を安藤さんご自身で作ったりすることもあると伺いましたが、今回もオリジナルの小道具みたいなのはあるのでしょうか?
安藤 ー
えっと、今回のコレクションは都内の古民家を使っていまして。なので、わざとらしく古民家のセットを作ったんじゃなくて、 実際に何十年も残してあるような古民家を使っているという感じです。室内には、仏像みたいなものが置いてあったりもして、そういうのは触ってはいけなかったり。実はコレクションだけでなく、 展示会会場にもこういうところを借りることがよくあります。それと、画像を見ると床がパープルになっていると思うんですけど、これは逆に僕らのオリジナルです。 稲田さっていうよりは、 若干モードさのある雰囲気をイメージしています。あとは、 スタイリストさんの提案でルックに使われているのは下駄が多くなっています。これまで、あんまり日本振りしたコレクションを作ったことがなかったということで、 下駄を使ったりしてみました。
YUSHIN ー
たしかに、 下駄は印象的でしたね。こう、 左右異なる色や高さの下駄というのも面白いですね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131812199/picture_pc_c66df88d430f7b70203bbab9d9168af7.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131813807/picture_pc_d5fa10282191c4c0a783f839dd7308c6.png?width=1200)
画像提供 : 安藤さん
安藤 ー
それと、 洋服の加工も意識しましたね。 着尽くしたような加工をイメージしていて、 例えばスウェットだと「テンウォッシュスウェット」 みたいな名前にしていて、10回以上洗ったかのようなスウェットになってます。というところが、今回拘ったポイントですかね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131812215/picture_pc_d20104559c42962c7450d1bae19445b7.png?width=1200)
YUSHIN ー
そうなんですね。ありがとうございます。ちなみに、逆に苦労した点っていうのもありますか。
安藤 ー
苦労したポイントで言うと、やっぱり僕らは和服を作っているというわけではなくて、 洋服を作っているので、 アメリカとかヨーロッパものとかのリファレンスがある中で、どう日本のものを落とし込もうみたいなところは凄い悩んだところですかね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131814528/picture_pc_863572ee4bec994f61029ccf274a6f38.png?width=1200)
YUSHIN ー
そうですよね。 日本の文化を取り入れながらも洋服を作るとなると色々な文化を織り交ぜて一つのものを完成させなきゃいけないということですもんね。たしかに、そこは難しそう。アイテム続きの質問なのですが、 昨シーズンと同様に今季もデニムジャケットが出ていたかと思います。 今季のデニムジャケットのデザインについて推したいポイントをお聞かせください。
安藤 ー
まず、デニムって言ったらリーバイスとかを連想されると思うんですけれども、 (ファースト、セカンド、サードという種類がある中で)デザインはセカンドのタイプになっているっていうのが第一と、1番デザインが利いているところで言うとお腹のタックの部分ですかね。 本来ヴィンテージのデニムジャケットだと、 ツータック入っていると思うんですけど、これはワンタックになっていて、 タックの中にポケットが仕込まれているんですよ。そこが、結構面白いポイントかなと思います。
YUSHIN ー
そうなんですね!拡大して見てみると、お腹のタックの部分が深くなっているように伺えます。ここが、 タックに仕込まれたポケットというわけですね。またこれもありそうでなかったデザイン。便利そう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131812255/picture_pc_8cab43aa47f99fbfae07392412d4e88f.png?width=1200)
安藤 ー
そうですね。なんか、 ユーロ系の古着とかだとスラックスのタックの中に玉縁のポケットが入ってたりしていて、そういうところも僕が好きだったりしたので、それをこう上手くデニムジャケットに落とし込めないかなと思ってデザインしました。それと、なんかこうザ・アメリカのワークウェアみたいな感じにもしたくないなというイメージがあったので、襟の剣先が実は若干丸くなっているんですよ。これもちょっと面白いポイントかなって。
YUSHIN ー
本当ですね。他のブランドと比較すると分かりやすいです。これは、文化を組み合わせたっていうよりも、どちらかというとオリジナルを込めた感じに近いですか。
安藤 ー
そうですね。これは、結構オリジナリティー多いかもしれないです。
YUSHIN ー
ありがとうございます。こちらもアイテムに関する質問になるのですが、定番のシャツは今季はミントとグリーンという印象的なカラーで展開されているようでした。シーズンカラーにこの2色を選んだ理由には、どんなものがありますか。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131812904/picture_pc_6e9e62261dfc9b72f513906984ae2642.jpg?width=1200)
¥30,800
安藤 ー
えっと、日本の洋服の歴史とか辿っていくと、まあまあ暗い話だったりとか、ちょっと渋すぎる話とかが多いんですよね。なんだろうな、こう堅苦しいというか。アメリカ古着とかなってくると、 結構こうアメリカらしくテンションで作っている服の話があったりだとか、 でもヨーロッパ系とかは日本に近いような、若干暗い淀んだイメージの話が多かったりします。もちろん、中にはドレスだったりだとか、 何かお祝い事をする時の洋服のようなきれいな話もありますが。基本、僕らが狙っているところって意外と暗いイメージの持たれる場面も多くて、その中で、例えばですけど、こういう(ルックのような)古民家で真っ黒なシャツを作ったとしたら僕は凄い暗い日本のイメージになると思うんですよね。こう、なんかそれを美しく見せようとした時に、その色合いっていうのは気にしながら、ミントとグリーンを選んだような感じです。あとは、ただのサックスじゃない色とか、ただの緑じゃない鮮やかなものを作りたいなというイメージがありました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131812300/picture_pc_f5df056aef846728e8405583f16669e6.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131814328/picture_pc_d05b50429f72d09802d2f9ad2017cb74.jpg?width=1200)
WRIST PATCH WIDE SHIRTCHAMBRAY ¥30,800
YUSHIN ー
そうなんですね。確かに、古民家に黒と来れば、暗い印象を想像してしまいますもんね。
そういえばふと思ったのですが、 安藤さんがブランドを立ち上げるきっかけはどういったものだったんでしょうか。前回のインタビューや小田島さんともお話をさせていただいたときに、(安藤さんは)左官職人の一家だと伺ったので、 左官職人だと服飾とは離れた位置にいると思うんですよね。だから、 自分のブランドをどういうきっかけで持ちたいと思ったのかお聞きしたいです。
安藤 ー
僕、小学三年生ぐらいのときからお洋服に興味を持ちまして。そのときが、もちろん裏原全盛期は終わっているけれども、 ストリートブランドが強かった時期でした。あと両親が若いんですよ。それで、 父親とかは裏原全盛期の時代だったので、 父親の部屋から洋服とか盗んで学校に着ていくことをしていたら、もうどっぷりハマっちゃって。そんな感じです。そうですね、 父親が持ってる服の時代で言うとちょうど90年代真ん中くらいのいわゆる「裏原ストリート」 の服が多かったので、 グットイナフやステューシーとかでしたかね。ちなみに、僕自身そのあたりの服は今でも着ています。
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YUSHIN ー
そうなんですね、あんまりそのスタイルをしているイメージは付かなかった。では、お父様が割とファッションにご興味があったということですかね。
安藤 ー
ないほうではなかっただろうなって感じですかね。その時の時代ってみんな興味がなくても知っているみたいなことが多い時代だったと思うので、 例えばドラマで出ている洋服とか、その時流行っている洋服だったりとかは知っていたり。 エアマックス95みたいな感じです。こう、みんな別に持ってはいないけれど、売れていることは知っているとか。
YUSHIN ー
じゃあ、時代の流れ的にファッションを楽しんでいたら、 自然とファッションにハマってしまったみたいな感じなんですね。
安藤 ー
そうそう、それで(僕の地元の)千葉のリサイクルショップでカッコイイ古着とかを探していたら自然と古着にも興味をみたいな感じですかね。 当時、 そんなかしこまったヴィンテージが置いているような古着屋さんとか行けないし、勇気もなかったので。そしたら、 アメリカものが好きになって。 千葉に住んでいたので中学生ながら上野に一人でお年玉とか握りしめて行っていたら、 歴史っぽい服も好きになって、みたいな。
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YUSHIN ー
好きなところを自分自身で切り開いていった感じなんですね。左官ということだけを聞くと、「あれ、どこに洋服が関わっているんだろう?」って思って。ふと聞いてみたらそんなストーリーがあったなんて。
安藤 ー
うんうん。それで、古着にニッカポッカとか履いていたら、「これ普通にかっこよくない?」みたいなところにたどり着いて、それで洋服と仕事着と混ぜられるものはないかなと考えていました。
YUSHIN -
ニッカポッカをファッションに取り入れる発想はなかなか出ないですよね。
安藤 ー
そうそう、 僕も尖っていたのか分からないですけどピンクのニッカポッカ履いて、 ナイキのスニーカー合わせていたときもありました。
YUSHIN -
なるほど、かっこいいですね。新鮮なスタイルって感じるところがありますね。単純にかっこいい。
安藤 ー
まあ、結構バカにされることは多かった(笑)
YUSHIN -
モードスタイル、例えばインパクトの大きいの洋服(いわば、非日常的な服)を見て一部の人が「なんだこれ」って言っているのと同じ感じですよね(笑)、たぶん。
安藤 ー
まあ、そんなイメージです(笑)
YUSHIN -
でもやっぱりニッカポッカ履くっていう発想はすごいですよね。それこそ、 (私の行きつけのセレクションの店員)小田島さんにおすすめされてリフォメッドを初めて見て、 定番アイテムがニッカポッカだって知った時には、 内心びっくりした部分もありました。多分、ニッカポッカをファッションアイテムとして出しているブランドってそうそうないですよね。作業着というイメージだし、、。
安藤 ー
実は歴史的にはどちらかというと日本の作業着というよりも、 ゴルフのユニフォームだったりとか、乗馬だったりとかもっと昔からニッカポッカは使われていたりしていたんですよ。 それで、 そこから日本にその文化が流れてきて、 作業着として使われるようになったんですよ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131814264/picture_pc_81538993b9552898ac53149901b10354.png?width=1200)
YUSHIN -
え、そうなんですか。
安藤 ー
そう、いわば日本人が勝手に作った作業着なんですよ。1番はじめとなる歴史をたどると、野球選手のユニフォームの膝に生地をためているやつ。あれが、 当時のアメリカとかの野球チームでニッカポッカーズといわれていて、 それがニッカポッカであった。みたいな説もありますけどね。
YUSHIN -
じゅあ、 色んな仮説が立てられていて、どれが本当の起源かは分からないけれど、 今はなんか作業着になってしまった。みたいな感じなんですね(笑)
安藤 ー
みたいな(笑)日本の作業着はそういうはちゃめちゃな話多くて。襟にファーが付いたフライトブルゾンみたいなドカジャンも、アメリカ軍が置いていったものを日本人が回収していって作業着にしてしまったりとか。あとは、一番わかりやすいので言えば、刺繡が入っているスカジャン 。あれとかって日本の伝統的な洋服に思われてますが、書いてあるのアルファベットで英語だし。これも実はアメリカ軍のお土産用に日本で作られていたからっていうので日本の服と言われているみたい。とにかく、 日本の近年の服はバックボーンがヘンテコなものが多くて、勝手な解釈が多いです 。
YUSHIN -
え、なんか意外と自分勝手な行動取ってませんか?(笑)
安藤 -
そう(笑)「これ、 なんか作業着でイケるんじゃない?」みたいな捉え方ができる作業着も多いですね。でも、すごい面白いですよね。
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YUSHIN -
うんうん。そうやって聞くと、興味が湧いてきますね。ちなみに、その情報ってどう収集しているんですか。
安藤 -
古い本を読んだり、 それこそ僕のおじいちゃん世代だったらギリギリ知っていることもあるので、 そういったところですかね。 聞くことの面白さでいうと、 おじいちゃんおばあちゃんの記憶上にある内容を教えてくれるので、 まずそれが本当か噓なのかも分からないじゃないですか(笑)けれど、それで勝手にお話が作れてしまうのも面白いなと。そういう仮説を信じて洋服を作ろうみたいな。
YUSHIN -
たまに盛ってる話とかもありますもんね(笑)
安藤 -
そう、アメリカ系の話はそんなのばかりです 。
YUSHIN -
そうなんですね、ありがとうございます(笑)そろそろお時間も迫っておりますので、 最後に二つほど質問させていただきます。それでは、まず一つ目!私もファッション業界を目指すものとしてお聞きしたいことなのですが、 「ファッション業界を目指す人に向けて、ぜひ一言お願いします!」
安藤 -
僕が言うのはなんかおこがましいんですけど、 近年ファッションのジャンルがすごい増えたと思います 。 ギリギリ僕らがお洋服にハマりだした頃って、 黒が流行ったらみんな全身黒だし、 ワイドパンツが流行ったらみんなワイドパンツだし、 スキニーパンツ流行ったらみんなスキニーパンツを履くみたいな感じだったけど、 今はみんなが同じ格好をすることがなくなってジャンルがものすごい増えた時代だなと思うので、 その分、 自分がどの文化が好きでどのジャンルが好きなんだろうっていうのは周りに合わせず、 今こうやって色んな文化が流れている時代だからこそ好きなものを追求したら楽しいんじゃないかなって思います。
YUSHIN -
ありがとうございます 。それでは最後に今後の展望をお聞かせください。
安藤 -
なるほど(笑)これ一番苦手なやつ!
んーと、 近々考えているのは、 どうしても洋服とルックだけでは伝えたいものが伝えきれなかったり、 僕らが作っている服っていわゆるカジュアルウェアっていうところで、 思いっきり世界観を伝えられる場所って展示会しかなかったりします。なので、バイヤーだけでなく一般のお客さんも見れるような世界観や空間、展示だったりとかインスタレーションみたいなことは今後やりたいなと思っています。それこそ、 左官の歴史とかも分かるような展示だったりとか、 実家の左官チームで作ったオリジナルの作品だったりとか、布と左官が融合されているなにかを今練っている最中です 。なんか、 土の中に布があるだけで相反するもので面白いなと思うので、 アートに持ってい行こうかなみたいなのはちょっと動いていますね。
YUSHIN -
それは、とても楽しみですね!
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安藤 -
都内とどこかで展示出来たらなみたいなことは思っているので、 そういう洋服の展示じゃない展示みたいなのは企んでいます。
YUSHIN -
ありがとうございます。ぜひ、その際は足を運ばせていただければと思います!改めまして、本日はお忙しい中ありがとうございました。今後もご活躍を楽しみにしております。
refomedが既にお好きな方はもちろん、refomedに興味を持っていた方もとても楽しめる内容だったのではないでしょうか。refomed 2024春夏ファッションは既にスタートしており、順次デリバリーも開始されております。気になった方はぜひ一度、お近くのお取り扱いのあるセレクトショップに足を運んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。以下にrefomedやデザイナーさんのインスタなども貼っておりますので、ぜひご確認ください。それでは、また次の投稿で。
【refomed】
Instagram : @refomed_tokyo
Instagram(デザイナー 安藤佳希さん) : @yoshiki__ando
【画像提供、および画像引用元】
画像提供 : 安藤さん
コレクション画像引用元 : https://www.fashion-press.net/collections/19542
アイテム着用画像 : YUSHIN (Instagram : @kayu__002)