ATONのショートモッズコートを着用して約2年。使用して分かったリアルな感想。
『ATON / AIR WHEATHER SHORT MODS COAT』
2年前、万能で長く着られるアウターはないかと探していたとき、これに出会いました。
そこから、春・秋・冬 いつも出かけるときはこれ。
購入から、ほぼ丸2年。
たくさん着てきました。
そこで、いま、リアルな使い勝手をレビューします。
購入した目的
冒頭にも少し書きましたが、購入の目的は、
「万能で長く着られるアウターを探していたから」
ATON の AIR WHEATHER SHORT MODS COAT
価格はするものの、
薄手でありつつ、雨風も通さない
そして、ウールのライナー付き
という魅力があります。
つまり、
春や秋はライナーなしで。冬は、ライナーありで。
と、夏以外はいつでも活躍してくれるんです。
これは良いなと思いました。
それに、生地が天然繊維ではなく、化学繊維なので基本はケア要らず。
ウールコートのようにクリーニングも少なく済みます。
追加のお金も掛からず、とにかく「楽」です。
また、化学繊維の生地(高密度に織られたナイロン生地)は、雨風をブロックしてくれます。
ライトアウター、ヘビーアウターでありながらも、レインコートのような役割を担ってくれる点。
これも、魅力のひとつでしょう。
そんな特徴に圧倒され、これを選びました。
実際に使用した感想
【メリット】
ここでは、良い面を紹介します。
完結にまとめるとこんな感じ。
一つずつ掘り下げていきます。
・着るシーンを選ばない
このアウターは、
夏以外であれば、いつでも着ることができます。
春や秋は、ライナーなしで着ればちょうど良いくらい。
なんなら、風を防いでくれる分、ちょっと暑いときもあります。
冬は、正直、ライナーがあっても、なくてもどちらでも問題なく着ることができます。
(勿論、吹雪や強風の寒い日はライナーは必須)
例えば、雪がチラチラと降るくらいだったら、
インナーを厚めにすれば、ライナーなしでも十分過ごせる程度です。
ちなまに、インナーは、
ウールニットや厚手のカーディガンくらいがオススメ。
あとは、マフラーを巻きつけたり。
そうすれば、ライナーは無くてもいいかな、という感じです。
(着る地域の気候にもよるかもしれませんが)
そして、やっぱり、雪も雨も弾く点は最強。
保温性が高い上、インナーが濡れないのは本当に快適です。
・イージーケア性
天然繊維で作られたコットン素材やウール素材のコートは、長く着続けるために定期的なケア(クリーニング)が必要不可欠です。
しかし、化学繊維は天然繊維と比べて、そんなに手間もかからず、クリーニングも少なめで大丈夫。
また、埃や糸屑も付きにくいので、いちいちゴミが付いていないか気にする必要もありません。
それに、
このアウターはポリエステルが配合されているので、
なんといってもシワが付きにくい。
だから、
"着てきたけど、なんだか暑いな..."
そんな時、私は雑に畳んでバッグに突っ込んでます。
たとえ、長時間入れていても、シワは殆ど付きません。
・収納性も抜群
単純にポケットがでっかいって意味です。
これが、結構便利。
コンビニ行く時は、手ぶらで行ける。
なんなら、ショッピングも。
500mlペットボトルは重くて生地に負担がかかるため、私は入れませんが、普通に入ります。
例えば、私の休日は
右ポケットに、スマホとイヤホン、モバイル充電器
左ポケットに、財布とリップやクシなどの小物
リアルですが、こんな感じです。
究極、物を持ちたくない日はこれでお出かけします。
・見た目がかっこいい
化学繊維の生地と言われると
安っぽいとか、薄っぺらい、そんなイメージを浮かべる人も多いのではないでしょうか。
これは、全くそんなことありません。
化学繊維の生地であるものの、高密度に糸が織り込まれているため、生地にハリがあり、高級感があります。
厚さに関しては、薄めであるものの、しっかりした生地で頼もしさがあります。
なかなか実物を見なくては分からない点も多いですが、これら生地の見た目に関して心配する必要性は無いと思います。2年間着て、生地へのダメージも全く無いので、耐久性もかなり高いはずです。
ちなみに、
このアウターの生地はATONが作ったオリジナルの生地になります。
そのため、やはり他では得られない機能性と見た目、
そして、耐久性(何年も着ることができる)という特徴を兼ね備えています。
デザインに関しては、
シンプルですが唯一無二です。
無地で特に目立つ装飾もありませんが、
とにかくシルエットは「上質」。
別格です。
全体に丸みを帯びたシルエットで可愛げがありつつも、
やはり、デザインのベースはM-65のモッズコートという軍物なので、クールな印象も感じます。
かっこいいし、かわいい。
言わずもがな、男女問わず着こなせるアイテムです。
それと、
これは私の買ったネイビーにおけるお話ですが
ネイビーというものの、実際の色味は黒に近しいダークネイビーなんです。だから、かなり使い勝手が良い。
表現しにくいですが、
奥ゆかしいネイビー色といいますか...。
青に黒を混ぜただけの単調な色味でないことは確かです。
服好きであれば共感者も多いと思うのですが、
ネイビーって意外とコーディネートしにくい色なんです。
でも、これはそんなことなく、何にでも相性が良いです。
上品で落ち着いた雰囲気
でも着方によっては、大人の色気も出るような色味。
ブラックも見たことはありますが、
個人的な推しは間違いなく「ネイビー」です。
(今季2024AWは、チャコールとブラックのみの販売のようです)
そして、縫製も綺麗。
外側は勿論、内側の縫製までATONのお洋服は綺麗に始末されています。なので、裏返しにしても問題なく着られます。
また、ライナーさえも手が抜かれていません。
この次に紹介しますが、
ライナーのシルエットや縫製さえも綺麗なため、ライナーオンリーのスタイリングもできてしまいます。
・自分なりに着方を工夫できる
個人的には、4wayの着方ができると思ってます。
1つは、
ライナーを付けたスタイル
2つは、
ライナーを外したスタイル
3つは、
ライナーだけのスタイル
4つは、
裏返しスタイル
前の項目でも書いていますが、このブランドは裏側の縫製も綺麗です。そして、見えないところのシルエットさえも。
なので、私はライナーをガウンとして着ることもあります。
ウール素材なので、上品な雰囲気も出て、コーディネートの格を上げてくれる。
ちなみに、大きな安全ピンなどでボタンホールを留めれば、カーディガン感覚で着ることもできます。
そしてそして、個人的な推し「裏返しスタイル」。
これが、とっても好き。
なんだか、デザイナーズブランドっぽい見た目で
かっこいいし、面白い。
これも、縫製が綺麗だからこそできることであり、
このアイテムの魅力でもあるのかなと。
本来の着方では、ありませんが、、、(笑)
購入者が感じた
【デメリット・着て悩むこと】
簡潔に、着用した上で分かった
デメリットと悩むことを以下にまとめてみました。
この点は気になる方が多いと思いますので、
具体例を用いながら説明していきたいと思います。
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