見出し画像

天から見ててくれている親友へ


毎年あなたから、お誕生日おめでとうとLINEが届くのに、今年は来ないんだね。
やっぱり、あなたは天に召されてしまったのだと感じ、悲しくて涙が止まらないよ。
先日、仕事で近くまで行ったので、私達が卒業した学校を見て来たんだ。
私達がよく使ってた部室や建物。古びていたけれど、残ってたよ。バス停も変わらずにあって、バス停に降りる階段もあの頃のまま。
あの頃の私達やみんなの笑顔に会えた気がしたよ。
でも時の流れは止まらないんだね。
学校は今度募集を停止したよ。あと数年で、無くなってしまうんだって。なんだか、とても切ないね。
授業や教授と卒論書いた日々。そしてサークルで練習したり、コンサートを作り上げたりの思い出の場所なのに。
そうそう、打ち上げをしてたお好み焼き屋。12年前くらいにも一緒に行ったお好み焼き屋はやっぱり無くなっていたよ。でも看板だけ残っていて、それが余計に私を切なくさせた。
確実にあったのに、時の流れが容赦なく進んでいくのね。
でも、私たちが覚えている。
いつか、私もそっちに行った時はちゃんと出迎えてね。
それまでは頑張って生きるから。
あなたを思い出しながら。
辛いときもあなたなら何て言うかなと思いながら。
私の生涯で、あなたと出会って、共に過ごせたことに心からの感謝している。
いつかまた、きっと会えることを願ってるよ。
どうか安らかに。我が親友へ。

いいなと思ったら応援しよう!