2021年秋ドラマ感想
今クールで全話見たのは、「ドクターX」「日本沈没-希望のひと-」「SUPER RICH」「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」「和田家の男たち」で私的一番良かったのは「和田家の男たち」。兎に角、和田家の3人の男達がカッコいい。それも3者3様の種類の違うカッコよさ。特に段田安則さんの祖父がダンディで、矜持があり、可愛くて、毎度寛さんの素敵さに惚れ惚れ。朝昼晩、それぞれ一食につき最低3種類のおかずを、本当に上手に作る孫の相葉君の優。こんな健康的な料理が毎食出てくるなんて、なんて幸せな食卓なのかと羨望と自分が出来ない絶望で垂涎もの。佐々木蔵之介の演ずる父は、クールだけど、根は優しくて、ニヒルなツッコミ最高男子。新聞、テレビ、ネットと、媒体と3世代で時代を映し出した設定がお見事。隠れカッコ良いのは、バリバリキャリアの彼女達役の小池栄子、草刈民代、堀内敬子。バックミュージックが、ドラムの音だけという、これまたカッコ良すぎる渋い演出。相変わらずの大石静の脚本も凄いが、私が好きになる作品は、女性プロデューサーが多しで、女性のツボまんまとしっかり押さえられました。テレビ業界の裏方への多数の女性の進出に時代が変わったと感慨にふける今日この頃です。
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